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株式会社千葉銀行 塩野綾子(2009年卒業)

株式会社千葉銀行 塩野綾子(2009年卒業)

プロフィール



2009年 明治大学政治経済学部経済学科を卒業後、株式会社千葉銀行に入行。
現在は千葉県内の営業店にて勤務。入行13年目。
大学時代は政治経済学部新入生向けガイド『政経の歩き方』編集部で活動。2008年度編集長。3・
4年次には西川伸一先生の「国家論」ゼミナールに所属。

現在の仕事について

銀行の支店で個人渉外業務を担当しています。
銀行とお取引のある個人のお客さまの預金や退職金について運用提案をしたり、相続対策でお困りのお客さまに銀行のサービスの一つである遺言信託などを提案したりといった仕事です。

現在の仕事を選んだきっかけは?

元々、銀行や金融業界を志望していた訳ではありませんでした。
大学3年生の時に履修していた授業の一環で、たまたま千葉銀行のインターンに参加することになり、そこで銀行の仕事内容を見聞きしてお金に関する仕事って面白そうだなと感じたことがきっかけです。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?



銀行の仕事全体で言えば「銀行でこんなことまでやるの!?」という新しいサービスが生まれていますね。
最近では地域商社をつくって、取引先の企業向けにクラウドファンディングによる資金調達やマーケティング支援を行うなど銀行の仕事の幅がどんどん広がっているなと感じています。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

個人のお客さまから大事なお金のことを相談していただく仕事なので信頼されることが大切ですが、そのご家族や知り合いを紹介していただいて新しい取引に繋がる時は一番嬉しいですね。

また一番つらかったことや苦労したことは?

やはり営業の仕事なので自分の提案がお客さまの考えに沿わなかったり、受け入れてもらえなかったりするときは苦労しますね。
こればかりは相手あってのことなので、反省点を次に生かすしか無いのですが。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

具体的な知識やスキルを生かしているという訳ではないのですが、私は在学中、授業や卒論執筆、サークル活動、『政経の歩き方』編集活動にアルバイトと色々なことを経験しました。
授業も面白そうなものがあれば単位外でも聴講という形で出席しました。
振り返ってみると月並みな言い方ですが、何でも興味を持って楽しんでやってみることは大切だなぁと。
どんな仕事でも当然苦労することや辛いことがあると思いますが、自分が興味を持てる、楽しいと感じるにはどうしたら良いか?みたいなことは仕事をするうえでもよく考えているかもしれません。

 

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?



特にこの授業!というよりも、夕方以降の時限の授業は履修者が少ないためか少人数で議論したり先生にもたくさん質問ができたりして楽しかったですね。
フランス語の授業では先生と学生数名でフレンチを食べに行ったりしました。
あとは皆さん、ゼミには絶対入った方が良いです。
私の在籍していた西川伸一先生の「国家論」ゼミではゼミ生同士で活発に議論したり、ゼミ遠足で議員の方にお会いしたりと社会人になってからではなかなか経験できない貴重な時間を過ごすことができました!

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

学部で過ごす4年間のうち、将来やりたいことを明確にイメージして突き進む人、それができずに焦る人がいると思います。
私はどちらかと言えば後者でした。
ですが、明治大学政治経済学部で学んだこと、経験したこと、出会った人は12年経った今でも支えになっていますし、やっぱり明治がナンバーワンだと思います。
和泉で、そして御茶ノ水で4年間を目一杯楽しんでください!