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京王電鉄株式会社 鈴木奈生さん(2006年卒業)

京王電鉄株式会社 鈴木奈生さん(2006年卒業)

プロフィール



2006年明治大学政治経済学部経済学科を卒業後、京王電鉄株式会社に入社。
現在秘書室に配属。入社15年目。
大学時代は海外旅行に力を入れていた。石川雅信先生のゼミナールに所属。

現在の仕事について

入社後、駅やグループ会社の店舗での現場実習を経て、人事部などの一般管理部門やグループ会社への出向などを経験してきました。
秘書として役員のスケジュール管理や資料作成をするのが今の業務です。社内や外部の企業との連携が欠かせず、コミュニケーションの大切さを実感しています。
現在は育休中ですが、仕事と子育てを両立している女性社員も多いので、今後もキャリアを積んでいきたいです。

現在の仕事を選んだきっかけは?

鉄道だけでなく、ホテルや百貨店など幅広く事業を展開しており、ジョブローテーションで様々な仕事を経験できるところに魅力を感じて志望しました。
京王電鉄の程よい規模感とアットホームな社風が決め手でした。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?

若手のうちから責任ある仕事を任されたことに驚きました。
指示を受けて動くのではなく、自分で考え行動することを最初の上司から教わり、そのおかげで当事者意識を常に持って仕事に取り組むことができる様になりました。

仕事をしていて一番うれしかったことは?



出向先のグループ会社でイチから人間関係を構築し、頼りにしてもらえることが増えた時です。
時に激しい議論になることもありましたが、熱意を持って行動を続けた結果信頼関係を築くことができました。
異動した後も良い交流が続いています。

また一番つらかったことや苦労したことは?

異動で部署が変わると新しい分野の知識を習得する必要があり大変ですが、好奇心旺盛な自分にはその様な環境が向いており、成長を実感することができます。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

所属していた石川ゼミではディベートが活発に行われていました。
ディベートを通して論理的思考や説得力、多角的な視点が身に付きました。異なる立場の人に、どうしたら自分の意見が伝わるのかという思考訓練は社会人になってからの基礎となりました。
また、色々な意見を聞くことで自分だけでは思い付かない考えが発見できる面白さにも気付け、多様性の大切さも実感しました。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?

3年次に参加したインターンシップです。
2週間の企業実習を通して、早起きしてラッシュの中、通勤する大変さや具体的なデスクワーク、先輩社員から仕事を教わりながら目標を達成する面白さなど様々な経験をしました。
それまでは「働く」ということがイメージできませんでしたが、仕事内容だけでなく、どのような働き方をしたいのかを考えるきっかけとなり企業選びの軸を持って就職活動に臨めました。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

仕事でご一緒する方とお互いに明大出身と分かると一気に距離が縮まることが何度もありました。
大学生活の何気ないあるある話で盛り上がることもあるので日々を満喫してください。