Go Forward

株式会社日経ビーピー 大西綾さん(2012年卒業)

株式会社日経ビーピー 大西綾さん(2012年卒業)

プロフィール



2012年明治大学政治経済学部政治学科を卒業後、日本経済新聞社に入社。
現在株式会社日経ビーピー、ビジネス編集に所属。入社10年目。
大学時代はスキーサークルに力を入れていた。大森正之(環境経済学)先生のゼミナールに所属。

現在の仕事について

いま、新聞記者の職場から異動し「日経ビジネス」という週刊の経済雑誌の記者をしています。
新聞社では担当業界のニュースを日々追いかけることが多かったのですが、雑誌は締め切り期間を長く設けられているため取材する分野も比較的自由です。
自動車メーカーなどの大手企業を取材することもあれば、ジェンダーや多様性に関する取材のため個人のかたへ話を伺うこともあります。
目標というわけではありませんが、出張先ではその土地の飲み屋さんやスナック(コロナ前ですけれど)に行くことにしています。

現在の仕事を選んだきっかけは?



医療取材をしたかったため、なんとなく記者を志望していました。
ですが、最初の配属先の大阪で航空機部品を作る中小企業のおっちゃんたちの熱い思いに魅せられ、企業・産業の取材が大好きになりました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?

良い意味でありません。
男女の区別はなく、かなり自由にやらせてもらっているなぁと感じています。文化祭の前のわくわくみたいなものが常にある、そんな仕事でしょうか。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

ネット向けに連載の記事を書いたときのことです。
終わった喜びと書いたことが記事になって配信され書籍に入れてもらったのは感動しました。
また、こんな面白いことを考えている方がいるんだな、という出会いがある時とても嬉しいです。

また一番つらかったことや苦労したことは?



色々あったのでしょうが、忘れてしまいました。
今でも締め切り前はつらいです。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

大森正之先生(環境経済学)のゼミでの経験です。
社会人になっても何でも話せる一生の友達がゼミでできたことはもちろんですが、毎週の課題が厳しかったので大学3・4年生の時は割と真面目に図書館に通っていました。
資料を必死になってあさることやパワポ作り、ゼミ仲間とのグループワーク、働いている方に生の声を聞きにいった経験は今でも生きているのかなと感じています。
毎週金曜日のゼミが終わると友達としこたま飲んで、しこたま遊んで、平日になったら勉強する。このメリハリの付け方を習慣づけてよかったと思っています。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?

政治経済学部付属機関の『基礎マスコミ研究室』の活動です。
日々の講義や講座の内容も濃いことに加えて、就職活動の時には試験日程を共有したり、筆記用のテキストをおすすめしあったりと、マスコミ志望の仲間ができたことが大きかったです。
同じ業界で働く同期や先輩が多く、仕事先で偶然に会うこともしばしばあります。
基礎マスの同期とは今でも毎年ラグビーの応援に行くくらい仲良しです。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

東京六大学野球や大学ラグビー、駅伝の結果に一喜一憂するほど、明治大学が大好きです。
それも政治経済学部で出会った先生や友達のおかげです。
色々と大変な時期ではありますが、皆さんも素敵な経験を大学でできればいいなと陰ながら応援しております。