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全国農業協同組合連合会千葉県本部(JA全農ちば) 岩木洋輔さん(2019年卒業)

全国農業協同組合連合会千葉県本部(JA全農ちば) 岩木洋輔さん(2019年卒業)

プロフィール



2019年明治大学政治経済学部政治学科を卒業後、全国農業協同組合連合会千葉県本部(JA全農ちば)に入社。
現在園芸部に配属。入会3年目。大学時代はACEや留学生サポーター活動に力を入れていた。
ジョージ・ジョニー先生のアメリカ文化論ゼミナールに所属。

現在の仕事について

カット野菜とカットフルーツの販売業務、オンライン販売業務、直売所への販売業務に取り組んでいます。
カット野菜やカットフルーツはお客様へのヒアリングや提案を継続的に行い、お客様の希望に沿った商品を届けられるようにしています。オンライン販売では千葉県の各産地の旬の青果物を産地直送することで、一人でも多くの消費者に千葉県産の青果物を知ってもらえるようにしています。直売所にはこだわりの青果物を販売し、販売促進活動も行っています。

現在の仕事を選んだきっかけは?

JAグループという大きな基盤があることを魅力的に思い、志望したのがきっかけです。
また、面接の際に輸出事業の存在を知り、学生時代に培った英語力と異文化適応能力を発揮できるかもしれないと考え、より一層この会で働きたいという思いが強まりました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?



とにかく現場と関わることが多い仕事だなと思いました。
作業着と長靴を着用して圃場巡回を行ったり、白衣を着てカット野菜工場の中に入り衛生点検をしたりするなど、学生時代には想像していなかったことを経験しています。自分で実際に足を運んで確認することも必要なのだと改めて感じました。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

直売所への青果物販売業務の中で、提案した商品を購入してくれたお客様から「君が提案してくれた商品が売れて助かっているよ、有難う」と感謝された時は、より一層仕事を頑張ろうと思うことができました。
また問題が起きた時に早急に対応したことでお客様から「すぐに対応してくれて有難う」と言われると嬉しくなります。

また一番つらかったことや苦労したことは?



新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、思うように推進や提案ができなかったときは苦しく感じました。
また、お客様と何度も価格交渉をしたときは、どこまで譲歩できるのかを常に考えないといけなかったので、辛いなと思った記憶があります。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

異文化理解とコミュニケーションを受講した時に、「新しい文化圏で生活する際には、その国の文化やコンテクストを学び自分自身を異文化に適応させなければならない」と学びました。
今私がいる職場も、これまで私が経験してきた世界とは別世界であり、日常生活では聞きなれない言葉や見慣れないものが沢山あります。「今自分は新しい文化圏に入ったのだ、だからこの業界(文化圏)にいち早く慣れるために適応しよう」と考え日々行動できているので、「文化への適応」の面が現在の仕事に生かされていると考えます。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?

私がおすすめするプログラムは「ACEプログラム(英語実践力特別強化プログラム)」です。
「英語力を向上させたい」「海外留学して高いスキルを身に付けたい」という志をもった意識の高い学生と交流することができるので、大きな刺激を受けることができると思います。また、「留学生サポーター活動」もおすすめのプログラムです。自分と同世代の海外の学生が日々どんなことに興味を持ち、どんな考えをもって学生生活を送っているのかということを知ることで、パラダイムシフトに繋がると思います。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

コロナ禍の影響もあり、思ったような学生生活を送れていない人も多いと思いますが、こんな時だからこそできることもきっとあると思います。
学業だけではなく、サークル活動や友人関係の構築等、今できることを探し出して全力で取り組んでください。そうすることで、この先自分自身が大切にしたいものがきっと見えてくると思います。後悔のない学生生活を送ってください!