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株式会社日本経営 取締役 橋本竜也さん(1999年卒業)

株式会社日本経営 取締役 橋本竜也さん(1999年卒業)

プロフィール



1999年明治大学政治経済学部経済学科を卒業後、株式会社日本経営に入社。現在、取締役。
入社23年目。大学時代は、ゼミ活動・体同連サッカー部に力を入れていた。森下正先生のゼミナールに所属。

現在の仕事について

当社は、中堅中小企業の総合コンサルティングファームで、特に病院へのコンサルティングでは業界トップクラスの実績があります。
私はコンサルティング事業の西日本統括、また日本経営グループ全体のデジタルマーケティングの統括をしています。コンサルティングにおいては組織・人事コンサルティングを専門分野とし、企業の経営顧問などもしています。

現在の仕事を選んだきっかけは?

元々企業経営に興味がありましたが、森下ゼミで中小企業論を深く学び、中堅・中小企業の経営に直接貢献できる仕事がしたいと考え、経営コンサルタントを職業とすることを決めました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?



正直なところ、だいぶ年数がたってしまって忘れてしまいました(笑)。
今になって思うのは、どんな仕事に就こうと、自分の強みを活かした仕事をするのだろうということです。それも大学でのゼミの学びが大きいと思います。

仕事をしていて一番うれしかったことは?



債務超過の企業を支援し、再建を果たした時です。
クライアントの関係者と生涯続く同志の絆ができています。また、クライアントがマスコミに取り上げられたり、部下が評価されたりすることで、日々喜びをいただいています。

また一番つらかったことや苦労したことは?

28歳の時に外部の企業に社長代行として出向した時は本当に苦労しました。
毎日人が辞める、全員が自分を敵扱いするという中で、1年かけて信頼関係を築き、業績を改善した経験は、非常に大きな財産になりました。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

森下ゼミでの2年間の学びはすべてが生かされています。
とても厳しい指導をしていただき、必死に膨大な数の本を読み、膨大なレポートや論文を書いてきました。論文をまとめる力を徹底的に指導していただいたことが、今の自分の思考力の基礎になっていると思います。とにかく必死に学習した経験で得たことすべてが、自分の考え方、見識などの基礎となり、役員としての経営判断にも生かされています。学生は学習が大事ということです。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?

もう卒業して20年以上たってしまったので、申し訳ありませんが分かりません。
ただ、十分ではありませんが、卒業後、校友会には参加させていただいています。明治大学の卒業生というだけでつながれるという関係性は、明治大学ならではのとても貴重なものだと思います。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

学びに励むこと、誇りを育むこと、師を持つことに取り組んでほしいと思います。
学びはすでに述べた通りです。誇りは、学生時代にゼミ活動や部活動など、学内活動に一生懸命になることで育まれます。
母校に誇りを持てると、社会に出てからもそういう人との出会いが生まれ、様々な場面で皆さんの助けになるはずです。そして師を持ってください。私の師匠は森下正先生ですが、卒業後も変わらず交流を続け、ご指導いただいています。これはとてもありがたいことです。
明治大学政治経済学部の皆さんが社会で活躍されることを卒業生として心から期待しています。