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本田技研工業株式会社 倉持由夏さん(2003年卒業)

本田技研工業株式会社 倉持由夏さん(2003年卒業)

プロフィール



2003年明治大学政治経済学部経済学科を卒業後、本田技研工業株式会社に入社。
現在Asian Honda Motor Co.,Ltd.のPower Products Divisionに所属し、バンコクに駐在中。入社16年目。
大学時代は体同連テニス部、ゼミ活動、英語学習(当時のEPC、交換留学)に力を入れていた。安藏伸治先生のゼミナールに所属。

現在の仕事について

ホンダの商品であるスプレーヤー(噴霧器)をお客様を訪問し、試している

現在は、本田技研工業株式会社のアジア・大洋州地域本社にて、各国の現地法人と連携を取りながら、汎用エンジン、発電機、ポンプを中心としたパワープロダクツの事業戦略策定や、商品企画などの業務を推進しています。
アジア・大洋州各国の1人でも多くのお客様に生活の役に立つ商品をお届けしていきたい。

現在の仕事を選んだきっかけは?

現在の仕事はメーカーの海外営業という仕事。
大学時代から新興国でビジネスに興味を持っており、日本のメーカーに入社することでモノづくりの上流から下流を理解もでき、更に海外に行く機会もあるだろうと考えて入社当初から海外営業を志望していました。
各国で実際に現場を見て、その国の人々に必要とされる商品の検討や、販売施策の検討を行うことがとても楽しいと感じています。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?

仕事についてというか、社会人として会社に勤めるにあたり、より窮屈なイメージを抱いたが、自ら提案することで、より大きな機会を与えて貰うことができ、ポジティブな意味でのギャップを感じています。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

自分が担当している事業の商品が使われている現場に行き、お客様の生の声を聞けたこと。
まだホンダの販売店のない国の企業をみずから探し、現場に赴き、面談し、販売店契約を結んだことです。

また一番つらかったことや苦労したことは?

自らコントロールできない外的な要因によって、事業の状況が悪化したときに、回復基調に戻せない時間が続いたこと。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

在学中のゼミ活動で得たデータ分析から法則を見出す手法、体育同好会連合会のテニス部での女子主将経験でのリーダーシップとコミュニケーション能力、交換留学での海外でも生活できる力と英語力、すべてが、現在の仕事に生かされています。失敗も成功もあるが、当時は苦しいと思うことも振り返ってみると多くの学びがあるもので挑戦することの大切さを感じています。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?



私は入学前から雑誌の記事で安藏ゼミを知り、ここで学びたいと考えており、安藏教授の授業から多くの学びがありました。
また当時はEPCと呼ばれていた、英語に特化した特別講座、交換留学制度がまさに私の社会人生活の礎になっていると感じています。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

大学時代は、自分の好きなことに時間を使うことができる。
その時の経験は、どんなことも後で振り返るとすべてが役に立っていて、よく考えた判断であれば間違いはない。人とのつながりをとても大切にして、自分のやりたいことをあきらめずに挑戦していくべきです!