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富士電機株式会社 井田英介さん(2020年卒業)

富士電機株式会社 井田英介さん(2020年卒業)

プロフィール



2016年、明治大学政治経済学部経済学科を卒業後、富士電機株式会社に入社。
現在、エネルギーソリューション統括部部に配属。入社3年目。大学時代は、体育同好会連合会硬式庭球部の活動に力を入れていた。奥山雅之先生のゼミナールに所属。

現在の仕事について

自社製の受配電設備や無停電電源装置を外資系データセンター事業者様に納入する仕事に携わっています。
担当案件では、お引合いからお引渡しまでに3〜4年、その後15年以上にわたり製品を使用いただくため、長く良い関係を築けるように、営業でありながら、日々技術的な勉強もしながら業務に取り組んでいます。
直近の目標は、技術や契約の面で、お客様の要求を理解するだけでなく、付加価値の提案までできる営業マンになることです。

現在の仕事を選んだきっかけは?

就職活動では、社会インフラを支える仕事を軸にしていました。
富士電機は、エネルギーの効率化で地球環境に貢献できる製品を開発し、市場に送り出しており、入社を決意しました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?



営業の先輩方の知識量です。
オンライン等でも研修が充実しているため、文系出身でも技術的な知識を身につけられ、中には技術職を挟まず営業だけで話をまとめている案件もあります。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

担当案件で設備をお客様に引渡した時です。
時に問題を抱えながらも、社内外の非常に多くの方にサポートを頂き、一つの案件を終えた時に得られる達成感は、チームで仕事をするメーカーならではの醍醐味と思います。

また一番つらかったことや苦労したことは?

契約や技術に関して、知識不足な点です。
案件ごとに必要な知識も様々で、全体像を理解することに未だに苦労しています。
わからないことは溜め込まず、関連部署に問い合わせることで、少しでも多くのことを理解できるよう日々勉強しております。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

座学とゼミのフィールドワークで得たことは仕事に生かされています。
座学は、市場分析をする際に、行動経済学やマーケティングの知識を活用できています。
また、ゼミのフィールドワークで培った色んな視点を持つ力と直接足を運ぶこと習慣はメーカーの営業として、大切な基盤を形成してくれました。
さらに、ゼミの活動で外部のコンテストにも参加させて頂いたことで、シーズとニーズを分析し、提案していく力も得ることができました。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?

英語力を磨く場合、英語実践力特別強化(ACE)プログラムをおすすめします。
授業中の会話は英語で行い、実践的な英語力が身につけられるだけでなく、「英語力を伸ばしたい」という志を持った仲間を見つけることができると思います。
また、政治経済学部には1・2年次に通年で受講できる、教養演習という制度があります。プレゼミの役割も果たしており、卒業研究のテーマを早いうちから考えられるため、是非活用してみてください。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

4年間は長いようであっという間です。是非色んなことに挑戦してみてください。
政治経済学部にはやりたいことを見つけられるチャンスが広がっていると思います。そして、周りにはサポートしてくださる方がたくさんいます。(教授、OB・OG、ゼミの仲間等)。
皆さんの大学生活がより良いものになるよう願っています。