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政治経済学部

2012年度シーナカリンウィロート大学短期留学プログラム実施報告

2012年10月11日
明治大学 政治経済学部

開講式にて チョラビット社会科学部長(中央右)とお話される大六野学部長(中央左)と武田国際交流委員長(左)開講式にて チョラビット社会科学部長(中央右)とお話される大六野学部長(中央左)と武田国際交流委員長(左)

開講式にて チャルムチャイ学長を中心に集合写真開講式にて チャルムチャイ学長を中心に集合写真

タイ語講座を受ける短期留学生たちタイ語講座を受ける短期留学生たち

特別講義を受ける短期留学生たち特別講義を受ける短期留学生たち

「サポーター学生」とバンコク市内見学「サポーター学生」とバンコク市内見学

企業視察より タイスズキモーター社企業視察より タイスズキモーター社

企業視察より NTTコミュニケーションズ(Thailand)企業視察より NTTコミュニケーションズ(Thailand)

国連機関の一つESCAPを視察国連機関の一つESCAPを視察

修了式 レヌー経済公共政策学部長より修了書を拝受修了式 レヌー経済公共政策学部長より修了書を拝受

お世話になった先生方・「サポーター学生」に向けて合唱を披露お世話になった先生方・「サポーター学生」に向けて合唱を披露

プログラム修了を記念してプログラム修了を記念して

政治経済学部の「アジアで活躍できるグローバル人材の育成」を目指すプログラムの一つである、シーナカリンウィロート大学(タイ)への短期留学プログラムが無事終了しました。今回が初回となる本プログラムには、本学部教員の武田先生、堀金先生、パワー先生ご引率のもと20名の学部生が参加し、84日~93日の間、英語で特別講義を受講するとともに、現地日本企業や日タイ両国の政府機関、国際機関などへの訪問を行いました。また、8月上旬に大六野学部長が現地入りされ、第一回目のプログラムに参加した短期留学生達を激励されました。

 

・特別講義

 

 開講式で歓迎を受けた短期留学生達はまず、日々の生活で使える初級タイ語の連続講義を受けました。続いて受講した英語による12コマ分の特別講義は、タイの政治、経済、社会、地理、日タイ関係、ASEANといった、タイ国の現況と日本とタイのつながりを考える内容のものでした。シーナカリンウィロート大学の教員、在タイ日本大使館から直接お話を聞ける貴重な機会でした。

 

・視察

 

 本プログラムの大きな特色の一つは企業への視察にあります。タイには3000社以上の日系企業が進出しています。現地で勤めておられる明治大学OBご協力のもと、タイに進出している日系各企業を訪問し、タイ並びに東南アジアでの企業活動と海外で働く姿を直に学びとる貴重な機会です。今年度は日本商工会議所、伊勢丹、JAL、スズキ自動車、NTTコミュニケーションズを訪問する機会を得ました。また、医療観光事業におけるリーダーとして世界的に注目されているバムルンラート病院やイェール大学(アメリカ)ほか海外のトップスクールに学生を輩出しているパトゥムワン高校、JICAによる円借款のもと建設された地下鉄MRT、国会や王宮なども訪問しました。

 

・学生間交流

 

 短期留学生の相互派遣を行っているシーナカリンウィロート大学とのプログラムでは、まず同大学の学生たちを45月ごろに明治大学政治経済学部に受入れ、本学部の「サポーター学生」と交流を行います。つまり本学部生はすでにシーナカリン大学の学生たちと日本で親交を深めており、今回タイで「再会」する形になるのです。日本にいる間、「サポーター学生」たちから様々なサポートを受けていたシーナカリン大学生たちは、恩返しとばかりにいろいろなサポートをしてくださいました。大学や現地の案内から、世界遺産アユタヤや水上マーケットの案内まで手伝ってくれました。また、本学部との学部間協定に基づきシーナカリンウィロート大で学ぶ4人の学生たちも、空港の出迎えからいろいろな形で、タイ留学の「先輩」として支えてくれました。

 

 

1回目のシーナカリンウィロート大学短期留学プログラムは、このように、特別講義、企業視察、社会見学、学生間交流と充実の中に終了しました。

関連リンク

シーカナリンウィロート大学