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政治経済学部

政治経済学部・藤本穣彦准教授の国際共同研究”Community-Based Business on Small Hydropower (SHP) in Rural Japan” が、エネルギー分野の専門誌 Energies に掲載されました

2021年06月24日
明治大学 政治経済学部事務室

 『Energies』  HPの論文画面 『Energies』 HPの論文画面

政治経済学部・藤本穣彦准教授の国際共同研究”Community-Based Business on Small Hydropower (SHP) in Rural Japan” が、エネルギー分野の専門誌 Energies に掲載されました。

この研究は、地域住民が主体となった自然エネルギー開発についての実証研究です。宮崎県日之影町の大人(おおひと)用水組合が発電専門農協を結成し、2017年11月に50kWの小水力発電システムを導入した事例が研究の対象です。小水力発電所の建設に際し、地域主体形成のデザイン、ファンドレイジング、発電施設の設計、機材の選定と導入、稼働後の発電量収入や経営について分析しました。その分析結果を基に、どのような地域経済循環の波及効果と社会的なインパクトが生じているかを考察しています。日本の農山村地域の再生・活性化の一助となる研究成果です。

掲載されました論文につきましては、 下記ページからダウンロードできます。
https://doi.org/10.3390/en14113349

大日止・昴小水力発電所(大人発電専門農協、宮崎県日之影町)の技術内容については、以下2社のページをご覧ください。
株式会社中山鉄工所(https://www.ncjpn.com/products/effective-micro-hydro-system/
株式会社リバー・ヴィレッジ(https://www.ri-vi.com/ohito)