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政治経済学部

政治経済学部・木寺ゼミが学生政策コンペで公共政策学会長賞を受賞

2021年11月08日
明治大学 政治経済学部事務室

学生政策コンペで公共政策学会長賞を受賞学生政策コンペで公共政策学会長賞を受賞

日本公共政策学会と新潟県加茂市の共催による「日本公共政策学会・公共政策フォーラム学生政策コンペ2021 in 加茂」が10月30日にオンラインで行われ、政治経済学部・木寺元ゼミナールが最優秀賞の「日本公共政策学会長賞」を受賞しました。

今年のテーマは「老若共同参画社会の実現を目指して」。

木寺ゼミが提案したのは、地域住民の多世代間交流(=交ざり)を創出する企画。本プランは、加茂川、加茂山公園などの自然と商店街が駅前に集約されている立地に注目したものであり、商店街およびその付近一帯を一つのゲームボードとした市民主体型の観光システムです。
本プランの企画から運営において地元の高校生を巻き込んだ制度設計を行い、市民同士の新しいつながりを通して、シビックプライドの醸成につなげました。その結果、若年層の人口流出の抑制や一度加茂市を離れてしまう人々のUターンに結びつかせていくことを狙うものであります。
なお、このプランは昨年からのコロナ禍において注目されているマイクロツーリ ズムとも整合性があり、アフターコロナ時代の観光の充実にも開かれているものであります。

代表の原田莉帆(政経3年)は、「4ヶ月間メンバーと共に本気で取り組んできた事が受賞に繋がった事、本当に嬉しい。緊急事態宣言の影響で例年のようなフィールドワークを行うことは出来なかったが、それでもZoomや電話を通じたヒアリングに真摯に対応して下さった加茂市の皆さまのおかげで"今の加茂市"に寄り添ったプランを提案する事が出来た。例年とは異なるオンラインでの開催でこのような名誉ある賞を受賞出来たことは大きな自信に繋がった。」と喜びを語りました。