Go Forward

政治経済学部

【政治経済学部】奥山雅之ゼミナールが福島県楢葉町で「ならはまち学園祭」を開催

2023年12月20日
明治大学 政治経済学部事務室

パンづくりを指導する市川氏(タケさん)パンづくりを指導する市川氏(タケさん)

参加した学生参加した学生

パンづくりの様子パンづくりの様子

 政治経済学部奥山雅之ゼミナールが、12月17日、2011年の東日本大震災の被災地でもある福島県楢葉町で、住民と学生との交流イベント「ならはまち学園祭」を開催しました。
 このイベントは、楢葉町の復興と新たなまちづくりに取り組む一般社団法人ならはみらいと連携して実現したものです。第1回目の今回は、地元に昔から居住している住民の方、移住してきた方、学生など約30名が参加。楢葉町に拠点を構える市川武氏(タケさん)の指導のもと、楢葉町の特産であるサツマイモを使ったパン、カレーパン、ジャムパンなどを、住民と学生が一緒につくって交流しました。また、楢葉町で国内最大規模のサツマイモ貯蔵施設を保有して苗づくりからサツマイモ生産を行う株式会社福島しろはとファームからサツマイモの提供を受け、おいしい焼き芋をつくって参加者全員で楽しみました。
 同日午後には、茨城大学と一般社団法人ならはみらいとの連携イベント「なまっちゃ」(ワールドカフェ手法を活用した住民のワークショップ)も開催されました。同日に行われた2つのイベントは、茨城大学生と明治大学生が相互に協力しながら運営され、大学生間の深い絆も生まれました。
 イベントの開催場所は、地域と移住者の交流促進を目的として、保育園を改装して2023年に設置された楢葉町地域活動拠点施設(愛称:まざらっせ)です。地元の住民の方、移住者の方、茨城大学生、そして明治大学生が参加し、まさに「まざらっせ」の趣旨に合致した活動となりました。住民の方からは「楽しかった。いろいろな住民の方や学生の皆さんと交流できるのがうれしい」「学生にはこれからも継続して活動してほしい」などの声がありました。
 奧山雅之ゼミナールは、震災から12年目を迎えた楢葉町で新しいまちづくりが進む過程での「住民の揺れる思い」を集め、より一層住民に寄り添ったまちづくりに生かす取組みを「ナラ(楢)ティブ・ハ(葉)ート」と名付け、これからも継続して活動していきます。

参加した学生、遠藤航太さんのコメント:「楢葉町に貢献したい」という想いを「ならはまち学園祭」という「カタチ」にすることができてとても嬉しいです。これからも継続的に活動していきたいと強く思っています。


<関連ページ>
明治大学奧山雅之ゼミの公式ホームページ
https://okuyamalab.com/

楢葉町地域活動拠点施設(愛称:まざらっせ)
https://www.town.naraha.lg.jp/admin/cat338/008425.html