合同ゼミ 集合写真
発表のようす
下斗米ゼミ集合写真
下斗米ゼミナールは、11月9日(土)に立命館大学びわこ・くさつキャンパスで、立命館大学経済学部の大橋陽ゼミ・河音琢郎ゼミと合同ゼミを実施しました。
これまで下斗米ゼミでは下斗米先生、大橋先生が翻訳・出版に携わっている『米国経済白書』を中心に学習を続けてきました。
今回の合同ゼミに向けて、夏の大阪合宿での反省や課題をもとに、「問いの明確化・見やすい資料の作成・流れが綺麗でわかりやすい発表」を目標として発表準備を行ってきました。後期に入ってからは、資料作成や発表の仕方に上達が感じられるとともに学生間での指摘に鋭さが増し、授業内での意見交換が濃密になったことで、資料と発表の完成度はともに自分たちの納得のいくものになりました。
下斗米ゼミの学生は、「国家と企業—GAFA解体論を超えて」、「独占解体—スタンダード・オイルとモルガンの例から紐解く」、「デジタル通貨と覇権通貨争い」の3つのテーマで発表を行いました。
合同ゼミを通して、研究の大変さとその研究をわかりやすく伝える難しさを実感しました。特に、やるべきことを明確にし、順序を決めて行動に移すこと、細かな情報共有が重要であると気がつきました。多くの先行研究を読み込みながら研究テーマを掘り下げ、整理できたことは私たちを大きく成長させてくれたと思います。米国経済白書をベースに発表の展開を考える機会は面白く、大変な作業でしたが、終わった後の満足感や達成感は筆舌に尽くしがたいものでした。
準備を重ねた合同ゼミでしたが、それでも反省点は出てきました。ただこの反省点はこの合同ゼミでしか得ることのできない貴重なものであり、今後のゼミ活動や私たちの人生に生かしていこうと思っています。
文責:野地悠太 鴻池紗羽(下斗米ゼミ 3年)