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政治経済学部

【政治経済学部】髙山裕二ゼミナールが立教大学法学部安藤ゼミナールと合同ゼミを実施しました

2024年12月02日
明治大学 政治経済学部事務室

髙山裕二ゼミナールは、11月20日(水)に立教大学池袋キャンパスにて、立教大学法学部安藤ゼミナールと合同ゼミを実施しました。

これまで髙山ゼミでは、〈公共〉の理論・思想を学びなら、現代社会の諸問題について共同研究を続けてきましたが、その成果を発表する場になりました。

合同ゼミでは、初めに大学の特色や先生、ゼミナールについてお互いに紹介し、その後、論文発表と質疑応答を行いました。

安藤ゼミナールの方々は、「民族紛争の人為的要因」をテーマとした論文について、ルワンダ内戦や日本における外国人差別運動、福田村事件といった複数の事例や、公共的空間の形成、共同体と公共的空間の違いといった〈公共〉の観点から発表しました。

髙山ゼミの学生は、教育班と地域班に分かれて、教育班は「公立中学校の部活動地域移行」についての論文を、インタビュー調査を踏まえて、教育の論理の保障やコンドルセの公教育の観点から発表し、地域班は「地域独自の少子化対策の有効性」についての論文を、インタビュー調査やフィールドワークの結果をもとにして、現金給付政策や住民の交流・つながりが生まれる〈公共〉の場の構築といった地方の取り組みの検証の観点から発表しました。

合同ゼミの論文発表や議論、語らいを通して、コミュニティとパブリックスペースの違いをクリアにすることができたり、公共的空間の特徴について理解を深められたりできて、たいへん有意義なイベントとなりました。

合同ゼミの後には食事会を行い、交流をいっそう深めることができました。

文責:藤田一希(髙山ゼミ3年)