Go Forward

政治経済学部

【政治経済学部】野澤千絵教授が日本都市計画学会著作賞を受賞しました

2026年06月13日
明治大学 政治経済学部事務室

東京大学伊藤謝恩ホールで行われた授賞式(2026年6月5日)東京大学伊藤謝恩ホールで行われた授賞式(2026年6月5日)

このたび、政治経済学部の野澤千絵教授が執筆した『2030-2040年 日本の土地と住宅』(中公新書ラクレ)が、公益社団法人日本都市計画学会の2025年度学会賞(著作賞)を受賞しました。

【受賞理由】
本書は、東京近辺で深刻化する住宅価格高騰の要因を明快に解明し、その背景にある現行の都市計画制度が抱える構造的問題を的確に指摘している。具体的に、規制緩和と民間主導の潮流が駅前再開発におけるタワーマンションの乱立を招いた背景と課題を具体的に記述し、さらに相続等に伴う 2030-40 年代の住宅ストック供給増に関する実証分析と考察を提示している。都市計画研究者ならではの俯瞰的視座に基づく分析と考察が展開されている。日本の都市計画・住宅政策の課題を鋭く、かつ分かりやすく解説した本書は、学会関係者のみならず、広く一般市民にも読んでいただく価値のある内容となっている。また、本書の内容は国・地方自治体の政策形成にも影響を及ぼしており、学術的提言が実際の政策変革を牽引する優れた業績といえる。以上より、本書は日本都市計画学会著作賞 に相応しいと判断した。

引用:公益社団法人 日本都市計画学会「日本都市計画学会 学会賞 特別功労表彰功績賞・国際交流賞2025年年間優秀論文賞受賞一覧ならびに授賞理由書」(https://www.cpij.or.jp/upload/file/2025.pdf)、2026年6月13日閲覧)