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三菱重工業株式会社 堀直人さん(1999年卒業)

三菱重工業株式会社 堀直人さん(1999年卒業)

プロフィール



1999年明治大学政治経済学部政治学科を卒業後、2007年にキャリア採用で三菱重工業株式会社に入社し、現在は輸出営業を担当。大学時代はバックパックを背負って、海外旅行に注力。ゼミは廣松悟先生のゼミナール(経済地理学/地域開発論)に所属。

現在の仕事について

火力発電プラントの輸出アフターサービス営業として、既設火力発電プラントの部品の輸出営業をしています。

現在の仕事を選んだきっかけは?

カナダ留学時に日本製品の優秀さに触れ、日本のものづくりに携わりたいと考えたためです。日本企業の生産拠点がコストの安い中国や東南アジアに移転し、空洞化する中、安さ以外に差別化を図れる日本以外では作れない高付加価値の製品に携わりたいと考えました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?

大企業なので、業務は全て合理的に進められるものだと思っていましたが、社外とだけではなく社内調整も多かった事です。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

大きな商談やプロジェクトに携わり、完遂できた事です。

また一番つらかったことや苦労したことは?

大規模プロジェクトでは多くの部署が関わり、場合によっては社外関係者とも調整が必要となるため、社内調整の多い点が苦労します。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

いちばんは語学です。受験でも社会に出てからも英語で苦労させられましたが、逆に英語が出来れば、多くの人たちとコミュニケーションが図れ、業務の幅が広がるという事を感じています。英語に限らず、他言語が挨拶程度できるだけでも、業務にはプラスに働きます。その他にも業務では社外との交渉、社内での調整能力が生かせると思います。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?

自分の在学当時は海外留学制度も今ほど充実しておらず、自分は一旦、社会に出て働いてから、カナダ、グアテマラに自費で留学しました。今は大学や学部で海外留学のための制度や支援も充実しているようですので、是非在学中に利用されたら良いと思います。ゼミで外国人留学生と触れ合えたのも良い経験になりました。語学は必ず社会に出てから武器になります。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

就職はその時の経済情勢にも左右されます。やりたい仕事があれば、会社の規模や、その目標に向けて何があればたどり着けるかを常に考えて、信念を持って進んでください。終身雇用の時代は終わっていますので、長い目でキャリア形成を考えると良いと思います。