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東京エレクトロン株式会社 奥田駿太郎さん(2021年卒業)

東京エレクトロン株式会社 奥田駿太郎さん(2021年卒業)

プロフィール



2021年明治大学 政治経済学部 政治学科を卒業後、東京エレクトロン株式会社に入社。
現在はフィールドソリューション部に所属。入社2年目
大学時代は体育同好会連合会硬式庭球部の活動、教職活動に力を入れていた。 
奥山雅之先生のゼミナールに所属。

現在の仕事について

私の所属部署は、半導体製造装置の販売(新規・中古)に始まり、当社装置ライフサイクル(環境対応・装置延命・改善改良)に対するトータルサポートを提供しています。私はシンガポール市場を担当し、現地営業と工場間の橋渡し役として、現地営業から顧客情報を取得し、工場側と技術的な話し合いを進めています。
直近の目標は、現地営業への技術的なサポート、現地営業・工場の双方への迅速かつ正確な情報のInputです。最終的にはシンガポール市場の利益最大化を目指します。
 

現在の仕事を選んだきっかけは?



最も“刺激”を受けながら成長できる会社を探していました。
その点、当社はグローバル企業であるため活躍のフィールドは世界に広がります。多様なバックグラウンドをもつ人々との交流は、私を大きく成長させてくれると確信し、選びました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?

業務フィールドの広さです。私の所属部署は、装置の販売からその後のアフターフォロー(中古・改造等)まで一貫したビジネスとして提供します。装置の最新知識、取引企業の稼動状況を見極め、より良いサポートを提供できるか、対応力が問われる仕事です。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

環境を大きく変える経験ができたことです。1年目では、取引先でのスタートアップ作業を経験しました。あらゆる環境が変化し、戸惑う瞬間が数多くありました。その反面、絶えず思考する習慣が身につきました。環境を変えるには勇気が必要です。しかし、恐れずにチャレンジしたことで新たな刺激を受け、想像を超える成長を実感できるのも事実です。私は、この1年間でそれを強く実感しました。

また一番つらかったことや苦労したことは?

技術的な知識の習得です。直接製品に触れる機会が少ないため、製品イメージを頭の中で膨らませる必要があり、理解することに苦労しました。
しかし、上司や現場の諸先輩方から多くのアドバイスを受け、試行錯誤を繰り返しながら、今後に生きる知識の習得に努めています。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

「傾聴力」「発信力」です。大学では、フィールドワークを通じた地域活性化に取り組んできました。さまざまな地域に足を運び、その地域の潜在的な課題を発見するべく地域の人々の声に耳を傾けてきました。そうした経験が営業としてお客様の声を漏れなく把握することや、社内コミュニケーション等で遺憾なく発揮されています。
また、ゼミや教職にて私の考えや思いを発信する場面が多くありました。その経験は、日常的な小さな発信から、社内プレゼンなどの大きな発信に至るまであらゆるところで生きています。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?

フィールドワークを主体とするゼミをお薦めします。大学はより多くの人と出会い、さまざまな価値観に触れることのできる絶好の環境です。フィールドワークはさまざまな土地や人と触れ合う機会が多いため、新たな発見やプラスの刺激を受けられます。
その他には、Outputを主体とする授業をお薦めします。これは日本語でも英語でも構いません。自分を他者に表現する力は社会人でも必須の能力です。在学時から少しずつOutputを意識してみてはいかがでしょうか。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。



“一期一会”という言葉がありますが、皆さんには人との出会いを大切にしてほしいです。相手に誠心誠意向き合ってみてください。そうした姿勢は必ず今後の人生に生きてきます。
将来に漠然とした不安を抱いている方も多いと思います。
今回の掲載文を通じて少しでも皆さんの将来のご参考になれば幸いです。最後になりますが、悔いのない最高に楽しい大学ライフを送ってください!