星野泉ゼミナール＜財政学＞

北欧およびイギリスの地方財政制度、政策の研究をしていますが、近年は、日本の財政政策についても整理、分析をしています。ということで、ゼミ生にも財政に関わることがらであれば比較的幅広く関心をもってもらう一方、自分の関心とゼミ全体としての関心の突き合わせを行い、幅広い情報の中で、細かい議論に耐えられるよう進めていきます。
合宿が可能であれば、過疎地の町村などにヒヤリング、調査を進めています。

テキストを決めて、輪読形式で担当箇所の報告（PPT利用）をしてもらい、討論者を決め、代表質問を行った後、みんなで議論をするのが基本的スタイルです。ただ、議論がより活発になるよう、その時のトピック的なお話で脱線することにより、より多くの知識を身につけ、話題についていけるよう指導します。その中に生き方のアドバイスもあります。

（各ゼミ生の住む）自治体の財政分析
北欧の地方自治
地方税の研究
日本の年金制度
少子高齢化と財政

毎年、ゼミナール発表会参加や政経セミナーへの論文投稿を行っています。卒業後の進路としては、公務員や税理士・公認会計士・社会保険労務士を目指す学生が多いようですが、必ずしも毎年の傾向ではなく、金融機関を目指す人が多い年もあるようです。大学院政治経済学研究科等で税理士志望の院生を50人ほど養成してきたこともあり、税理士志望の学生には、大学院入学へのアドバイスも行っています。