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奥山誠ゼミナール<経済思想>

奥山誠ゼミナール<経済思想>

研究内容

 奥山ゼミナールの研究テーマは、経済思想です。「経済学」と聞くと、難しい理論や政策を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。たしかにそれらは重要です。しかし理論や政策の根底には、それらを作り上げた経済学者たちの「思想」があります。経済思想は、経済学の基礎を作った先人たちの考えに習熟することで、経済に対する理解を深めるとともに、現代の経済社会を見つめ直す学問です。このゼミでは、経済学の礎を築いた偉人たちの経済思想を学びながら、現代の経済社会を多角的に見る眼を養うことを目標としています。

ゼミナール活動の進め方



 奥山ゼミナールでは、原典講読と卒業論文の専門演習を行っています。原典講読では経済学に関連した英語の論文を読みます。基本的な文章から専門性の高い文章まで、幅広くじっくりと読み解くことで英語能力を磨くとともに、経済に対する知見を深めることができます。専門演習では、著名な経済学者に関するテキストを読み、プレゼン担当者が資料の作成と発表を行います。発表の形式をとることでゼミ全体での理解が深まり、同時にプレゼン能力も身に付きます。また年に数回、博物館・史料館などの見学や長期休暇時には合宿・勉強会も行っています。

卒業論文テーマの例

「行動経済学とアダム・スミス」
「ケインズ政策による日本のデフレ脱却」
「トマ・ピケティと日本の格差論」
「五島慶太の企業家精神と田園都市計画」
など。経済思想以外のテーマも多数あります。

卒業生の進路

国家公務員、地方公務員、公認会計士、都市銀行、地方銀行、メーカー、コンサルティング、保険、流通、IT、など卒業後も幅広い分野で活躍してくれています。