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柴田有祐ゼミナール<経済政策>

柴田有祐ゼミナール<経済政策>

研究内容

本ゼミナールでは,日本や国際社会が直面する各種の経済問題を分析し,それらをどのようにして解決すべきかについて研究しています。政府は問題の解決にあたり,どのような形で市場に関わるべきなのか,対症療法ではなく本質的な解決をもたらすような政策とはどのようなものなのかなどについて,理論,統計,歴史,制度など,さまざまな側面から総合的に研究を進めていきます。

ゼミナール活動の進め方

3年次は,春学期から秋学期の前半にかけて,経済政策に関連する基本的な理論や考え方について学びます。また,共同論文(『政経セミナー』など)の執筆を通じて,研究の進め方や論文の書き方についての基本的な作法を身に付けます。秋学期の後半からは,各自で卒業論文のテーマを決めて少しずつ研究を進めていきます。
4年次は,春学期に卒業論文に関連する文献を読み込み,その内容について順番に発表します。春学期の後半からは,卒業論文の進捗状況を発表し,全体で議論することを通じて論文をより良いものにしていきます。

卒業論文テーマの例

台紙に綴じられた卒論,就職活動をはさみ約1年かけて作成

「日本経済の持続的成長——イノベーションと政府の役割」
「TPPと日本の農業改革」
「ベーシック・インカムの導入——負の所得税・生活保護との比較を通して」
「欧州通貨統合の行方——EUは存続か,分裂か」
「東京一極集中の是正と経済成長」
「超高齢化社会日本——いかにして少子化問題を解決するか」など

ゼミナールの特色

本ゼミは,政治経済学部の他のゼミナールと合同で行っている討論会に参加しています。開催は春学期と秋学期に1回ずつです。討論会は各ゼミで作成した論文を基に行っており,この討論会を通じて共同論文の作成や他のゼミの学生とのディスカッションを経験します。
 卒業後の進路は多様です。一般企業や公務員のほか,在学中に試験を受けて公認会計士になった卒業生や留学した卒業生もいます。