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柴﨑文一ゼミナール<連環地域文化研究>

柴﨑文一ゼミナール<連環地域文化研究>

伊豆大島でのゼミ合宿

研究内容

宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』には、高度に発達した科学技術文明の「後の世界」が描かれている。なるほど人類は存在し続け、科学技術の残滓と中世的な生活様式が結びついた、今とは別の文明がそこにはあるが、「前の文明」によって破壊し尽くされた自然環境は劣悪を極めている。柴崎ゼミでは、現代文明による環境破壊を、如何に防ぐかというテーマに加え、汚染や気候変動によって激変した自然環境の世界で、如何にして人類は生き残ることができるのか、というテーマにも取り組んでいる。

ゼミナール活動の進め方

3年次のゼミでは、エコ検定のテキストを用いて、環境問題全般にわたる知識の獲得が目指される。また毎年7月に実施されるエコ検定をゼミ生全員が受験する。さらに外国書研究では、環境思想や環境倫理に関するテキストを精読し、思想的な側面から自然や環境のもつ意味が考察される。4年次の卒論指導では、3年次の学習を通して各自が設定したテーマに取り組み、毎時間、進捗状況を発表することによって、確実に卒論をまとめ上げて行くことが目指される。

卒業論文テーマの例



「ESG投資と社会」
「地方公共団体が取り組む環境政策の在り方を考える」
「シートンの生涯・思想・著作」
「パリ協定に関しての動向~世界はどう変わっていくのか~」

ゼミの特色

エコ検定を全員受験
日本環境教育フォーラム「清里ミーティング」に参加(任意)