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武田和久ゼミナール<ラテンアメリカ文化研究>

武田和久ゼミナール<ラテンアメリカ文化研究>

研究内容

ラテンアメリカの歴史や文化に関する知見を深めるのと共に、同地域を取り巻くスペインを中心とするヨーロッパ諸国の動向も視野に入れ、諸地域の相互交流から生じる歴史のダイナミズムをグローバルな視点から見る力を養う。壮大なスケール、タイムスパン、巨視的な視点から世界の歴史や文化の動態を理解することを目指し、グローバル化した今日の社会が形成されるに至ったプロセスを中長期的な視点から学んでいく。

ゼミナール活動の進め方

3年次の外国書講読ではスペイン語の読解能力を養う。また同じく3年次の卒業論文ではグローバル・ヒストリーをテーマとする英語文献を読み、プレゼンテーションならびにディスカッションを行う。4年次の卒業論文ではグローバル・ヒストリーにかかわる論文の執筆に取り組む。

卒業論文テーマの例

「物質と思想のコロンブス交換:アメリカの「発見」による世界の均質化と異民族間における「平等概念」の形成」

「宗教の平和性と暴力性、そして現代的な意義:古代・中世キリスト教正戦思想の展開と近現代における従軍チャプレン(military chaplain)の活動」

「イギリス奴隷制廃止運動(16世紀から1833年):その起源と発展、そして現実」


卒業生の進路

オリックス株式会社、北海道旅客鉄道(JR北海道)、三井不動産リアルティなど