理工学研究科 建築・都市学専攻では2013年からEvening Lectureと題して、世界で活躍する実務者・研究者を招待し、在学生・本学OBOG向けに英語でのレクチャーシリーズを行ってきました。コロナ禍により2019年を最後に、レクチャーはZOOMによるオンライン開催となっていましたが、5月11日に実施された本年度のシリーズからは本格的に対面で開催することになりました。
2023年度第1回となる今回のEvening Lectureは研究者交流支援制度を活用し、ノルウェーからAlexander Eriksson Furunes氏を招聘しました。Furunes氏は世界中の地域に受け継がれているMutual Support(相互扶助／普請)の慣習を調査し、地域住民とワークショップを通してともに建築をつくっていく実践者です。レクチャーの後半では本学生・教員から多くの質問があり、Furunes氏と活発な議論が交わされました。
本格的には4年ぶりとなる対面開催を終えて、オンラインでは得られない空間と時間を共有したことによる学びへの熱が感じられ、大変有意義なレクチャーとなりました。今後も１ヶ月に一度程度のペースで対面によるレクチャーを開催していきます。
