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理工学研究科

【理工学研究科 建築・都市学専攻】ノースカロライナ大学シャーロット校と「国際共同ワークショップ」を実施いたしました

2023年06月08日
明治大学 理工学部事務室

 理工学研究科 建築・都市学専攻では5月25日から5月27日までの期間、中野キャンパスでノースカロライナ大学シャーロット校(UNCC)の学生と国際共同ワークショップを実施しました。これは建築・都市学専攻の設計演習科目「Advanced Design Studio A」の一環として行っているものです。コロナ禍を経て、今回4年ぶりに実施することができ、IAUDからは24名の学生と4名の教員、UNCCからは30名の学生と4名の教員が参加し、両大学にとって有意義な国際教育の機会となりました。

 短期間のワークショップを効果的にするため、課題の対象敷地を含む神田・日本橋の広域エリアの事前調査をIAUDの学生が担当し、課題のプログラムであるフードトラックを含む飲食のための空間の事前調査をUNCCの学生が担当し、ワークショップの初日にプレゼンテーションを行いました。
 その後、学生たちは8つの混成グループに分かれて、対象敷地エリアを実際にまわり、敷地特性の読み取りを行なった上で、課題に取り組みました。
 54名の共同作業は中野キャンパスのプレゼンテーションルームで行われ、1つの空間に集うことで議論が活性化し、集中力の高いプログラムとなりました。
 最終日の講評会では、混成グループとしてUNCC・IAUDの学生が協力して提案発表を行い、講評では積極的に意見交換が行われました。

 ワークショップ期間中には、三菱地所、三菱地所設計にご協力いただき、東京駅を中心とする大丸有エリアのまちづくり計画の英語でのレクチャーや常盤橋タワーの見学も実施することができました。学生たちにとっては、課題敷地を改めて総覧すると同時に実務に触れる貴重な機会となりました。

 4年ぶりの実施となった今回のワークショップですが、両校の学生が対面で空間と時間を共有して、国際教育プログラムを実施する効果は大きいと再認識するプログラムとなりました。

初日のプレゼンテーション初日のプレゼンテーション

三菱地所・三菱地所設計によるツアーの様子三菱地所・三菱地所設計によるツアーの様子

グループワークグループワーク

グループエスキースグループエスキース

最終講評会の様子最終講評会の様子

最終講評会の集合写真最終講評会の集合写真

明治大学大学院