Go Forward
2024年09月13日
明治大学 理工学部事務室
理工学研究科応用化学専攻博士前期課程2年の高岡翔さん (金子弘昌研究室) が、北海道大学で開催された化学工学会第55回秋季大会において、優勝発表賞を受賞しました。
様々な触媒において開発期間の短縮やコスト削減のため機械学習を用いた触媒設計が注目されています。本研究では高分子ニッケル触媒を用いた鈴木・宮浦型クロスカップリング反応における高性能な触媒を開発することを目的として、実験前に収率を予測する機械学習モデルを構築しました。さらに、構築したモデルを用いて、新規な高分子ニッケル触媒と実験条件の組み合わせを提案しました。提案された候補については実験による検証を行い、高い触媒性能を持つことを確認しました。以上の研究内容およびポスター発表が評価され、優秀発表賞を受賞しました。
受賞者:高岡翔(金子弘昌研究室・博士前期課程2年)
受賞名:優秀発表賞
学会名:化学工学会第55回秋季大会
開催日:2024 年 9 月 11 日 (水)~13 日 (金)
発表題目:機械学習による高分子ニッケル触媒を用いた鈴木・宮浦型クロスカップリング反応の収率予測モデルの構築および新規高分子ニッケル触媒の提案
発表者:〇高岡翔, Zhenzhong Zhang, 山田陽一, 金子弘昌