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理工学研究科

【理工学研究科 電気工学専攻】鮫嶋成経さん(博士前期課程2年 大規模複雑システム研究室)が電気学会電力・エネルギー部門大会で優秀論文発表賞を受賞しました

2024年10月16日
明治大学 理工学部事務室

理工学研究科電気工学専攻博士前期課程2年の鮫嶋成経さん(熊野照久研究室)が電気学会電力・エネルギー部門大会で行った発表に対してYOC(Young engineer Oral presentation Competition)奨励賞が授与されました。

本論文では今後の我が国における再生可能エネルギー開発のキーとなる大規模洋上風力発電所について、従来と異なる新しいシステムを提案しています。大規模風力発電においては、その大出力のために従来型発電機で使われていた増速機を使うことができず、永久磁石同期機が用いられます。
ここで発生した電力はいったん直流に変換してさらに交流に戻してから送電線に接続されますが、鮫嶋さんの発表では陸上までの数十キロを直流の形態で送電し、直流機で駆動されるM-Gセットを介して交流に変換するシステムが提案され、その有効性が定量的に評価されています。


発表題目:直流出力風力発電機とM-Gセットを用いた洋上風力発電システムの経済性評価


著  者:鮫嶋成経・熊野照久

明治大学大学院