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2026年07月03日
明治大学 理工学部事務室
2026年3月9~11日に東京大学で開催された日本応用数理学会研究部会連合発表会において、岩上未佳さん(機械工学専攻博士前期課程1年、石田祥子研究室)が優秀講演賞を受賞しました。本賞は、特に優れた講演を行った発表者に贈られる賞で、今回は約190名の発表者の中から、3名が選出されました。
岩上さんは、カブトムシの羽(鞘翅)の微細な構造をヒントにした「生物模倣ハニカムコア」の研究に実験と理論の両面から取り組んでいます。ハニカムコアは、蜂の巣のような構造をもつ軽量材料で、新幹線の床材や航空機の主翼などの一部に利用されています。今回の発表では、熱プレス成形によって試作した生物模倣ハニカムコアが、従来のハニカムコアよりも大きな荷重に耐え、より多くのエネルギーを吸収できることを明らかにしました。
この生物模倣ハニカムコアは、従来の製造方法をそのまま利用して作ることができるため、実用化しやすいという特長があります。また、従来のハニカムコアと同じ重さでも、より大きな荷重に耐えることから、材料の使用量を抑え、省資源化にも貢献できます。工学的な価値だけでなく、産業や社会への波及効果も期待される研究として高く評価されました。