環境資源会計論(本所靖博准教授)研究室は、「つくる人と食べる人をどうつなぐか」をテーマに、農家や企業などの生産者と一緒に、援農、マルシェへの出店、商品開発、メニュー開発など畑から台所まで幅広く社会的課題に取り組んでいます。
東洋水産株式会社東京支店様とご縁ができ、5月のリサーチゼミの授業に当時の支店長と担当社員の方が来てくださいました。担当社員の方は本学農学部OBで当時の様子を懐かしく話してくださいました。この授業の際に本所ゼミの活動を生かしながら、「マルちゃん正麺」を使って、即席麺の課題である「夜ごはんになりうる」ような新たな食べ方を考えてほしいとご提案いただきました。当初は9月21日のしんゆりフェスティバル・マルシェでマルちゃん正麵キッチンカーを出店予定でしたが強風のために中止となり、今回12/21に無事開催することができました。
学生たちは醤油味・味噌味・塩味でそれぞれメニューを考案してプレゼンし、季節柄を考慮して【ゴマたっぷり!!豆乳味噌ラーメン】が選ばれ、当日はキッチンカー担当者の方の指導を受けながら、約800食の試食を提供しました。
企業担当者の方からは「コラボ企画が実現できてうれしい。弊社のレシピ以外での試食提供という事で私の記憶では初めての試みでした。ゼミ生考案の新メニューも大変好評で、私共も今後大いに参考にしたい。このご縁を大切に、今後も取り組み継続を」と評価いただくことができました。担当した学生は「晴天のもとで美味しいラーメンを多くの方々に届けることができ、嬉しい限りでありがたい」と貴重な経験ができたとを感謝の気持ちを伝えていました。