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農学部

農学部の短期派遣プログラム「国際農業文化理解プログラム(バリ)」が実施されました

2023年09月14日
明治大学 農学部事務室

写真1:Jatiluwihの棚田の散策写真1:Jatiluwihの棚田の散策

写真2:Jatiluwihで農家との質疑応答写真2:Jatiluwihで農家との質疑応答

写真3:カカオ栽培からチョコレート製造までの説明写真3:カカオ栽培からチョコレート製造までの説明

写真4:ウルン・ダヌ・ブラタン寺院写真4:ウルン・ダヌ・ブラタン寺院

写真5:プレゼンテーション写真5:プレゼンテーション

写真6:お別れ会写真6:お別れ会

 2023年9月3日~9日の6泊7日で農学部独自の「国際農業文化理解プログラム(バリ)」をインドネシア・バリ島で、農学部の協定校であるウダヤナ大学の全面協力のもと開催しました。今回が第1回目となる本プログラムには1名の農学部引率教員(塩津文隆准教授、作物学研究室)のもと、1~4年生の計7名の学部生が参加しました。また、ウダヤナ大学からも7名の学生が参加し、ペアとなって活動を行いました。
 プラグラム内では、特別セミナー“Innovation Approach to Support Sustainable Agriculture”が開催され、バリ島における農業、薬用植物、養蜂およびカカオ栽培等、熱帯地域に関連した講義を受講しました。また、現地見学では、世界文化遺産に認定されているJatiluwihの棚田を訪れ、自然と水田の調和を感じるとともに、スバック(バリ島の伝統的な水利組合)の役割、農業と観光業の両立等についての話を農家から聞きました。さらに、ドリアンやマンゴスチン等の熱帯果樹を食べたり、カカオからチョコレートまでの一連の製造工程を習うとともにチョコレート作りも体験しました。この他、農業と密接に関係するウルン・ダヌ・ブラタン寺院や標高1200m地域での野菜やイチゴ栽培の見学も行いました。最終日には、講義および現地見学を通じて得られた見聞をもとに、ウダヤナ大学の学生と合同で、日本と熱帯(バリ)農業との違いについて議論し、その内容を英語でプレゼンテーションしました。夜には、お別れ会が開かれ、本プログラムに参加した両大学の学生同士の交流がより深まりました。
 本プログラムは隔年開催であり、次回は2025年度に開催されます。