Go Forward

1年から3年の間に履修する主な必修授業(専門)について、概要を紹介します。

心理社会研究基礎演習Ⅱ(担当 内藤 朝雄 准教授)

心理社会学科 在学生
 いじめを初めとした多くの社会問題を独自の視点から研究している内藤先生のゼミです。このゼミでは、卒論などへ向けて正しい論文の書き方を身につけるために、学生全員がそれぞれ自由なテーマを選び、一人一回小論文を書いて発表します。論文としての完成度を内藤先生がチェックし補正しつつ、全員でディスカッションします。みんなそれぞれなかなか面白いテーマについて書いてくるので、内容についての学生たちの意見交換はよく白熱します。
 ディスカッションは発表する学生が司会進行役となって進めます。全体的に学生たちの手によって作り上げていく90分であり、学生の自主性が大変尊重されているゼミです。何より雰囲気が堅苦しくないので、思ったことをしゃべることができます。先生も思ったことを話されている様子です。笑いも多い、仲の良い楽しいゼミです。先生のレクチャーが面白いです。個人的には、内藤先生の考えていることが面白いと思うのでこのゼミに入りました。他の学生も多かれ少なかれそうなのだと思います。右でも左でもないリベラリストの視点から、社会を鋭く考察する内藤先生の著書を読んでから話を聞くとさらに面白いです。
 理論の構築に強くなりたい人も、いじめ問題に関心がある人も、教育問題に関心がある人も、またニート問題に興味がある人も、リベラリストも右寄りも左寄りも宮台信者も、ゼミに入って内藤先生と話す機会を持つと色々と勉強になることが多いと思います。

現代社会学演習 (担当 寺田 良一 教授)

心理社会学科 現代社会学専攻 在学生
  寺田ゼミでは、環境社会学について学ぶことができます。現代は、地球温暖化・オゾン層の破壊・大量消費による地球資源の枯渇・化学物質による環境汚染などの様々な地球環境問題を抱えており、環境と経済を両立させた持続可能な社会を目指していくことが求められています。このような深刻な問題をテーマにしているゼミですが、授業は明るい先生のおかげで楽しく進んでいます。先生が学生一人ひとりの意見に耳を傾けてアドバイスなどもしてくださるので、自分に合った価値や関心を見つけることができます。ゼミでは文献輪読を中心に行い、公害などの環境問題の歴史、環境社会学の研究や理論はどういったものなのかについて取り組みました。私は以前から環境への関心はありましたが、それに比例した知識までは持っていませんでした。今までとは違った側面から環境と向き合うことができるので、非常に刺激的です。他にも、環境問題を主とした社会学全般についても学んでいます。
実習は、静岡県藤枝市の「水車むら」と栃木県那須塩原市の「アジア学院」というところに行きます。そこでは、萱葺き屋根の民家に泊まりながら、春には紅茶製茶作業を行います。「アジア学院」では、アジアやアフリカの途上国から有機農業を学びに来ている研修生の人たちとともに農作業を行い、彼らの出身国の社会情勢や環境問題について英語でインタビューを行います。実習を通じて、決して普段の生活では味わうことのできない緑豊かな自然と人々の暖かさに触れることができます。また、共同作業によってメンバー同士の距離がかなり近くなったと思います。寺田ゼミでは、誰にとっても居心地の良い空間が整っています。そんなゼミに多くの学生が入ってくださることを期待しています。