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経営学研究科

池脇信一郎氏(経営学研究科修了生、現教育補助講師)が2022年度租税資料館賞に入賞しました

2022年11月25日
明治大学 大学院事務室

受賞者本人(グローバルフロントにて)受賞者本人(グローバルフロントにて)

池脇信一郎氏(本学経営学研究科博士前期課程2019年3月修了、博士後期課程2022年3月修了、現本学教育補助講師、指導教員:水野忠恒教授)が公益財団法人租税資料館主催の租税資料館賞(論文の部)に入賞しました。

授賞式は都内某所にて2022年11月25日に開催されました。

対象となった論文は、本学経営学研究科博士後期課程で執筆した博士学位請求論文"我が国租税法における法人所得の会計方法に関する研究—アメリカ合衆国内国歳入法典との比較分析を中心として—"となります。

本論文では、法人税法22条4項の規定する公正処理基準の認識基準について、会計学の立場から、その明確性についての検証を目的としています。

本論文の特徴は、比較法分析精度が高い点、著者が取り上げた判例の分析も緻密である点であり、米国との比較法研究から得られた公正処理基準の認識概念への示唆について、本論文を契機として、今後の更なる考察が期待される研究論文である点から、租税資料館賞にふさわしい論文であると評価されました。
明治大学大学院