「学際」研究は、過去の学問的な蓄積をきちんと踏まえることなしには実践できません。したがって、情報コミュニケーション研究科では、まず大学院学生に、「社会」「文化」「人間」のいずれかの領域に拠点を置き、自らの核となる知識や研究手法を身に付けてもらいます。その上で「社会」「文化」「人間」の3つの専門領域を底辺に、「情報」「メディア」「コミュニケーション」の各領域へと展開する「学際空間」の内部で、それぞれが興味と問題関心を抱くテーマについて、他領域の知的資源も活用しながら自由に、そしてアカデミックに研究することができます。