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人材養成その他教育研究上の目的

情報コミュニケーション研究科

高度情報社会の進展に伴い社会や社会が抱える問題は複雑化の一途をたどっているにもかかわらず、アカデミズムは、それに対する十分に有効な処方箋を提示するには至っていない。情報コミュニケーション研究科では、各分野の専門家が問題意識や提案を持ち寄り、「情報コミュニケーション」という視座から、複雑化した高度情報社会を様々な角度から検討した後に再び自己の専門領域にフィードバックできる「場」を創設することを目的とする。すなわち、教育の面においても研究の面においても「パラダイム転換型」又は「パラダイム創出型」の研究科となることを目指す。

情報コミュニケーション学専攻

高度情報社会の諸課題に取り組むために、情報コミュニケーション学専攻では、既存の専門研究によっては全体像がとらえきれなかった21世紀の諸問題を、学際的・領域横断的に把握・定式化し、有効な学問的・政策的ポートフォリオを自ら案出できる確固たる判断基準を持った研究者や実務家の養成・輩出を目指す。そのために、専門的なディシプリンの習得と並行して、早い段階から学生を研究プロジェクトに参画させ具体的な問題への学際的アプローチを実践させる。博士前期課程では、そうした学際的・領域横断的な視野と高度な専門的知識を有する人材を養成し、研究者に限らず社会に活躍しうる社会人の養成も目指す。博士後期課程では、それぞれの研究分野の更なる深化を図りつつ、学際的・領域横断的な視野をもって自らの専門分野で活躍できる研究者を養成する。
明治大学大学院