高度情報社会の諸課題に取り組むために、情報コミュニケーション学専攻では、既存の専門研究によっては全体像がとらえきれなかった21世紀の諸問題を、学際的・領域横断的に把握・定式化し、有効な学問的・政策的ポートフォリオを自ら案出できる確固たる判断基準を持った研究者や実務家の養成・輩出を目指す。そのために、専門的なディシプリンの習得と並行して、早い段階から学生を研究プロジェクトに参画させ具体的な問題への学際的アプローチを実践させる。博士前期課程では、そうした学際的・領域横断的な視野と高度な専門的知識を有する人材を養成し、研究者に限らず社会に活躍しうる社会人の養成も目指す。博士後期課程では、それぞれの研究分野の更なる深化を図りつつ、学際的・領域横断的な視野をもって自らの専門分野で活躍できる研究者を養成する。