基礎ゼミナール（1年生）紹介［牛尾　奈緒美］

企業に働く人々がジェンダーの枠を超えて活躍できる場・方策を考案

　本ゼミナールでは、人生の夢の実現と大学での学びについて、個々人の考え方を確立するための議論や発表の場を提供することを目標としている。卒業後社会に貢献する人間となるために、今何を為すべきか自分なりの答えを導いていく。
　第一に、何がやりたい？何になりたい？何が好きか？自分の将来への希望、達成したい夢は何か、内なる声を聞き熟考する。そのうえで、仕事や私生活を含む広い意味でのキャリア形成に対して大学での学びはどのような意味を持つのか、その価値を究明していく。自分を知ること、内向きの問いから始めて、後々は社会の問いへ発展させていくことを目指しており、そのための助走が、大学一年時であると考える。
　多様性の尊重が求められるいま、まず知るべきは自分。自分だけが持つ個の価値に気づき、他者に対しても同様に個の価値を有することを認識し尊重できる人間になる事が何より重要である。学習を通して、それぞれの個の価値を生かすことがより良い組織や社会の創出の原動力となることへの気づきを促したい。また、第一線で活躍するキーパーソンをお迎えし，自身のキャリアや日本社会の直面する問題について直接話しを伺う機会を設けることも計画したい。
　授業の到達目標は、自分自身の価値や人生目標、それに基づく学習計画について独自の考えを持ち、それを他者に論理的に伝えられる能力を養うこととする。また、評定は、議論での発言、発表内容等の総合的評価に基づき総合的に判断する。

ゼミナールへの参加姿勢を評価しますので，毎回積極的に発言してください。