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2025学部ガイド座談会

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4年間のゼミナール教育が見識に広がりを持たせ、専門性を深める

4年間のゼミナール教育が 見識に広がりを持たせ、専門性を深める

ーー皆さんが考える情コミの魅力についてお聞かせください。

高馬 京子 教授

高馬:カリキュラムの自由度や学べる分野の幅広さ、それに加えてゼミ教育が充実している点も魅力です。1 年次で基礎ゼミに所属し、 2 年次では自分なりの現代情報社会への問いを立てる。3 年次ではその課題を分析し、4 年次では解決を目指す。4年間同じ先生につくのではなく、1・2 年次は様々な先生方の指導を受けることで、その分野の手法や考え方を学ぶなど、見識を広めることができます。あるいは専門的に掘り下げることも可能です。

鈴木:1年次からゼミに所属できる大学は他にもあるかもしれません。しかし専門分野が限られる場合がほとんどではないでしょうか。情コミの場合は基礎ゼミで学び、次に問題発見・テーマ演習を受講し、自分の興味・関心を定着させることができる。最終的には3・4年次のゼミでの卒業レポートや卒業論文で、隣接する分野と組み合わせた独自の研究に昇華することができる。1・2年次の基礎ゼミで広く学べた経験が、有効に働いているのでしょうね。
 

米納 愛華さん(3年)

 米納:私は1年次から学部独自の英語プログラム、SPICEを受講していますが、そこでも情コミの持つ多様性を実感します。授業中に英語で社会問題について話し合う機会が度々ありますが、学生の所属するゼミによって扱うトピックが毎回異なり、興味深いです。都市や交通に詳しい学生もいれば、英語のテキストや文脈を日本語と比較して違いを説明してくれる学生も。各々のゼミの専門性を生かした話し合いの場を楽しんでいます。

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