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政治経済学部

政治経済学部:2021年度地域研究インターンシップ報告会を開催

2021年12月20日
明治大学 政治経済学部事務室

 政治経済学部地域行政学科では12月18日(土)に本年度の地域研究インターンシップ報告会を開催しました。
 当日は34名の学生が3教室に分かれ、司会を務める担当教員のもと、一人ひとりがインターンシップの内容やその経験から得たことを報告しました。公務の多様性や働く職員の「熱い想い」を感じたこと、公務員志望が明確になったこと、民間希望だが公務との接点を見つけることができたなどの感想が述べられるとともに、多くの学生から自身が住む自治体の活動に目が向くようになったとの報告がなされました。当日の報告会には、学生を受け入れてくださったいくつかの自治体の担当者の方も、直接、もしくはzoomでご参加いただき、コメントも頂戴しました。「受け入れたことで、逆に刺激を受けた」「他の自治体のやり方がわかって参考になった」などの声をいただきました。
 なお地域研究インターンシップは、地域行政学科に所属する学生で、卒業単位として「地域研究インターンシップ」の履修を希望するものが学科所属教員の面接やマナー講座などを経て、その合格者が希望自治体や分野などのマッチングを経て派遣される科目です。例年は自治体や自治体議員事務所、地域企業、NPOなど多岐にわたる受け入れ先がありますが、今年度はコロナ禍のため受け入れを断念した自治体や団体も多い中、受け入れを決断していただいた自治体、企業のみなさまには、心より感謝申し上げたいと思います。

【講評】牛山久仁彦・地域行政学科長
 新型コロナ禍の下での限られた環境ではありましたが、どの学生さんも意欲的にインターンシップに取り組んでくれたことがわかる発表会でした。地域における課題解決への取り組みや住民のための行政の必要性といった論点に加え、自らが社会人として成長するための気づきなどの収穫を得られたことは、今後に向けた大きな財産になると思います。ここで得た経験と知見を礎に、未来に向けて飛躍してほしいと思います。