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政治経済学部

政治経済学部の勝悦子教授と小早川周司教授が中国社会科学院と第4回国際金融学術会議を開催しました

2021年12月25日
明治大学 政治経済学部事務室

中国社会科学院(北京)の参加者中国社会科学院(北京)の参加者

オンライン会議の様子オンライン会議の様子

2021年12月22日、中国社会科学院と明治大学の第四回国際金融学術会議が開催されました。

今回はオンラインで行い、「ポストcovid19の金融リスクと国際金融システム」いうテーマで、基調講演として木下信行東京金融取引所理事長、実務家としてアント・グループ研究所長の李振貨氏、デジタル通貨フォーラム座長の山岡浩巳氏等をお招きし、ポストcovid19の金融リスク、国際通貨システムへの影響、人民元の国際化、デジタル通貨、デジタル決済など、幅広いテーマで活発な議論が交わされました。

会議の冒頭、大六野耕作学長が挨拶し、明治大学と中国社会科学院が長きにわたり関係を築いてきたこと、感染症で大きく変わる時代にある今こそ、高等教育・研究機関である大学は、こうした人間の存在と尊厳を脅かす課題に正面から向き合い、解決するための技術・知恵・思想を生み出し、広く社会に還元していく必要がある、と述べました。

中国社会科学院との国際金融学術コンファレンスは、2014年に始まり2年ごとに東京と北京で開催されていましたが、2020年に北京で開かれる予定だった会議はcovid19のため延期され、3年ぶりの会議となりました。

学術会議には中国社会科学院から張宇燕所長、高海紅理事などが、明治大学から勝悦子教授(政治経済学部)、小早川周司教授(政治経済学部)が出席しました。

午前10時から午後6時近くまで、研究者と実務家が質の高い議論を展開し、研究者、本学の院生等も参加して、非常に充実した会議となりました。

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