政治経済学部

 　小西ゼミは６月14日（土）に、「日本における原発全廃の是非」をテーマに、恒例のゼミ内ディベート大会を実施した。当日の試合に参加したのはゼミ31期生に当たる３年生14名であった。

　５月25日（日）から3週間にわたって2チームに分かれて勉強を行い、4年生、大学院生、卒業生らの指導を受けるとともに、計３回の模擬ディベートを経て試合に臨んだ。

　試合当日は、厳正な抽選によって肯定側と否定側を決め、活発なディベートが展開された。両チームとも相手側の反駁に対し、時を置かずに回答し、とてもテンポよく進んだ試合となった。４年生で構成されたジャッジ団から、立論、質疑・応答、最終弁論ではほとんど差がつかず、放射性廃棄物処理体制が整っていないとの是側の主張に対する否側の攻撃が勝ったことが勝負を分けることになったと説明が行われた。

会場には３０年ほど前から今春卒業したばかりの人たちまで多数の卒業生が集まり、熱戦を見守った。ジャッジ団の結果発表の後、卒業生からの講評もあり、その後、全員で記念撮影をとって終了した。

秋には他大学との試合を実施する予定である。