政治経済学部のグローバル教育・留学
【政治経済学部】川嶋周一ゼミナール(国際関係史)が、慶応義塾大学で、慶応大学、東京大学、法政大学の各ゼミと合同ゼミを実施しました
2026年02月24日
明治大学 政治経済学部事務室
川嶋ゼミ(国際関係史)は、2026年1月18日に、慶応義塾大学三田キャンパスにおいて、恒例の四大学合同ゼミを行った。これは、明治大学、慶応義塾大学、東京大学、法政大学の4つの大学に所属する、国際政治・国際政治史・ヨーロッパ外交史を専攻する5つのゼミ(慶応:細谷雄一ゼミ(法学部)、鶴岡路人ゼミ(総合政策学部)、明治:川嶋周一ゼミ(政治経済学部)、東大:板橋拓己ゼミ(教養学部前期課程・法学部)、法政大学:宮下雄一郎ゼミ(法学部))が集まり、その時々に話題となっているトピックや外部講師を招いて講演、教員によるパネルディスカッション、そして学生によるグループディスカッションで構成されたものである。2018年から始まり、コロナ禍を挟んで8年続いている。
本年度は、2025年9月に中公新書より『世界秩序:グローバル化の夢と挫折』を上梓された慶応義塾大学名誉教授・国際大学特任教授の田所昌幸先生をゲスト講師としてお迎えした。同書をテキストとする講演から始まった四大学合同ゼミにおいては、田所先生による学生に直接語りかける、魂のこもった、しかし学術に裏打ちされた高度に学問的であるのと同時に人生をいかに過ごすかといった生きる指針に近い講演が行われた。講演では、主権国家で構成される国際社会のあり方が今後維持されず、別の世界秩序があり得るかもしれない、というか歴史を見ればそのような世界秩序は珍しくなかった、だからこそ、冷静に今後の世界秩序がどのように進展するかを理論的、歴史的視座から考察するという、大変骨太なものだった。この講演ののち、学生の皆さんからの多数の質疑応答、グループディスカッション、そして田所先生によるフィードバックと、13:30から17:30過ぎまで、4時間近い時間をわずか休憩10分程度で行う、例年以上に濃密なものとなった。
本合同ゼミは、川嶋ゼミにおいては3年生の正規ゼミ活動の一環として位置づけられ、3年生の大半が参加したほか(体調不良等で若干名の参加は叶わなかった)、入室予定の2年生や、3年生秋学期に川嶋ゼミに参加している国立台湾大学からの留学生の方も参加した。合同ゼミ全体では、四大学から大学院生含め80名近い参加者がいた。4大学5ゼミという規模から、今後とも、これくらいの大規模な合同ゼミになることが想定される。
世界秩序が今度どのように推移しているのかというのは、現在の学生の皆さんが社会に出た時にどのような世界で生きていくことになるのか、という問題と不可分であり、自分の人生に関わる問題でもある。田所昌幸先生は長年日本の国際政治学・国際関係論を牽引してきた日本を代表する知識人であり、数多くの他大学の参加者からのレベルの高い議論に接し、本ゼミ所属の学生の皆さんも多くの知的刺激を受けた様子である。
四大学合同ゼミの趣旨は、学生の研究発表や勉学的な交流というよりも研究者同士が切磋琢磨し研究について語らい合う姿に接して、研究の営みに学部学生が触れ、知的好奇心を涵養することを目的としている。川嶋ゼミは、この四大学合同ゼミのみならず、学生同士の学びの場である十大学合同セミナーを始め、さまざまな知的好奇心を満たし、知的向上を果たせる環境を今後とも整えて、学生の皆さんの学びを応援します。
(川嶋周一・記)
参加学生の声
自身初めての合同ゼミの参加でしたが、非常に濃密な時間でした。プログラムにおいては、田所先生の基調講演と先生方のパネルディスカッション後に学生同士のグループディスカッションが行われることで研究者の方々の知見を自身の中に落とし込んだ上でアウトプットすることができ有意義でした。全体を通じて、自身の意見をもっと言いたかったなとか先生方にこういう質問したかったなと後から反省してしまうほど知的刺激が多い時間でした。活気にあふれた雰囲気の中で学べたこと、ゼミ後の大学の垣根を越えた交流は自身にとって大きな経験であり、今後の学習につなげていきたいです。(三年政治学科N.Oさん)
昨年度に続いて2度目の合同ゼミへの参加であったが、自身の学習に対する姿勢を見直すきっかけとなる知的な刺激を得られる機会であった。田所先生の講演や他大学の学生とのディスカッションを通して普段の学習では得られない視点や意見に触れることができ、自身の知識が不足して いることを認識し、さらなる国際政治の学習に対するモチベーションがあがった。(三年経済学科S. Kさん)
関係するURL
https://meijinow.jp/meidainews/education/112092
本年度は、2025年9月に中公新書より『世界秩序:グローバル化の夢と挫折』を上梓された慶応義塾大学名誉教授・国際大学特任教授の田所昌幸先生をゲスト講師としてお迎えした。同書をテキストとする講演から始まった四大学合同ゼミにおいては、田所先生による学生に直接語りかける、魂のこもった、しかし学術に裏打ちされた高度に学問的であるのと同時に人生をいかに過ごすかといった生きる指針に近い講演が行われた。講演では、主権国家で構成される国際社会のあり方が今後維持されず、別の世界秩序があり得るかもしれない、というか歴史を見ればそのような世界秩序は珍しくなかった、だからこそ、冷静に今後の世界秩序がどのように進展するかを理論的、歴史的視座から考察するという、大変骨太なものだった。この講演ののち、学生の皆さんからの多数の質疑応答、グループディスカッション、そして田所先生によるフィードバックと、13:30から17:30過ぎまで、4時間近い時間をわずか休憩10分程度で行う、例年以上に濃密なものとなった。
本合同ゼミは、川嶋ゼミにおいては3年生の正規ゼミ活動の一環として位置づけられ、3年生の大半が参加したほか(体調不良等で若干名の参加は叶わなかった)、入室予定の2年生や、3年生秋学期に川嶋ゼミに参加している国立台湾大学からの留学生の方も参加した。合同ゼミ全体では、四大学から大学院生含め80名近い参加者がいた。4大学5ゼミという規模から、今後とも、これくらいの大規模な合同ゼミになることが想定される。
世界秩序が今度どのように推移しているのかというのは、現在の学生の皆さんが社会に出た時にどのような世界で生きていくことになるのか、という問題と不可分であり、自分の人生に関わる問題でもある。田所昌幸先生は長年日本の国際政治学・国際関係論を牽引してきた日本を代表する知識人であり、数多くの他大学の参加者からのレベルの高い議論に接し、本ゼミ所属の学生の皆さんも多くの知的刺激を受けた様子である。
四大学合同ゼミの趣旨は、学生の研究発表や勉学的な交流というよりも研究者同士が切磋琢磨し研究について語らい合う姿に接して、研究の営みに学部学生が触れ、知的好奇心を涵養することを目的としている。川嶋ゼミは、この四大学合同ゼミのみならず、学生同士の学びの場である十大学合同セミナーを始め、さまざまな知的好奇心を満たし、知的向上を果たせる環境を今後とも整えて、学生の皆さんの学びを応援します。
(川嶋周一・記)
参加学生の声
自身初めての合同ゼミの参加でしたが、非常に濃密な時間でした。プログラムにおいては、田所先生の基調講演と先生方のパネルディスカッション後に学生同士のグループディスカッションが行われることで研究者の方々の知見を自身の中に落とし込んだ上でアウトプットすることができ有意義でした。全体を通じて、自身の意見をもっと言いたかったなとか先生方にこういう質問したかったなと後から反省してしまうほど知的刺激が多い時間でした。活気にあふれた雰囲気の中で学べたこと、ゼミ後の大学の垣根を越えた交流は自身にとって大きな経験であり、今後の学習につなげていきたいです。(三年政治学科N.Oさん)
昨年度に続いて2度目の合同ゼミへの参加であったが、自身の学習に対する姿勢を見直すきっかけとなる知的な刺激を得られる機会であった。田所先生の講演や他大学の学生とのディスカッションを通して普段の学習では得られない視点や意見に触れることができ、自身の知識が不足して いることを認識し、さらなる国際政治の学習に対するモチベーションがあがった。(三年経済学科S. Kさん)
関係するURL
https://meijinow.jp/meidainews/education/112092
(講演する田所昌幸慶応義塾大学名誉教授)
集合写真:前列左から、細谷雄一教授(慶応義塾大学法学部)、川嶋周一(明治大学政治経済学部)、鶴岡路人教授(慶応義塾大学総合政策学部)、田所昌幸・慶応義塾大学名誉教授、板橋拓己教授(東京大学法学政治学研究科)、宮下雄一郎教授(法政大学法学部)







