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政治経済学部

【政治経済学部】木寺元ゼミナールが上野で3日間限定の「ポップアップカフェ」を運営

2026年08月05日
明治大学 政治経済学部事務室

観光消費を地域の未来へ!

明治大学政治経済学部の木寺元ゼミナール10期生の学生らが、7月4日から6日までの3日間、東京都台東区東上野の喫茶「キザエモン」を会場に、実践型の上野 抹茶ポップアップカフェを企画・運営した。
期間中は訪日外国人(インバウンド)をはじめとする多くの観光客が来場し、当初の目標を大きく上回る利益を上げてイベントを終了した。
このカフェで得られた純利益の全額は、台東区内の子ども食堂へ寄付され、地域の暮らしを支える活動に役立てられた。

同プロジェクトは、木寺ゼミが掲げる「Build Bridges, Not Walls」の一環として、学生が企画から仕入れ、広報、会計、そして寄付の実行にいたるまで一貫して担う実践型の社会貢献活動である。
背景には、外国人観光客が急増する台東区において「観光の恩恵が区民生活に届いていない」「混雑やゴミ問題などの観光公害(オーバーツーリズム)が住民の負担になっている」という深刻な地域課題があった。
こうした不満や誤解は排外主義の温床ともなっていることが指摘されている。

学生らは「観光客の一杯を、地域の未来へ。」をコンセプトに掲げ、外国人観光客に人気の高い日本のお茶文化に着目。抹茶ラテや抹茶かき氷などを提供し、五感で和の世界観を楽しめる空間を演出した。
英語・中国語など多言語対応のメニュー作成などを行い、効果的にインバウンド客を呼び込むことに成功した。
また、売上や利益の追求だけでなく、来店客へのマナー啓発活動も学生自身で実施し、観光客の増加に伴う地域への負荷を軽減する仕組みも取り入れた。

そして、後日、台東区内の子ども食堂「下町子ども食堂」を訪問し、寄付のみならず、カフェのメニューの一部の提供や、実際に子どもたちに提供する料理の調理も手伝うことで、活動を通じて得た経験と利益を台東区内の子ども食堂へ還元した。

プロジェクトを終えたゼミ生は、「単なるイベント運営にとどまらず、観光、地域、経済のつながりを実際の運営を通して深く学ぶことができた。インバウンドによる経済効果をより目に見える形で地域へ還元し、支援を必要とする人々へつなげるという目標に貢献できて嬉しい」と手応えを語る。

3日間の限定カフェは幕を閉じたが、木寺ゼミでは今回の成果をもとに、今後も、学生の手による地域課題の解決に向けた取り組みを実装、発信していく方針だ。
(政治経済学部3年 善本アンジェロ、李慧伊、久野帆南、黒田大翔、佐藤静哉、武村凱、松山東平)