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西川伸一ゼミナール<国家論>

西川伸一ゼミナール<国家論>

野田佳彦元首相との意見交換

研究内容

国家にしかなしえない作用があります。たとえば、日本はもはや世界で数少ない死刑存置国ですが、人を合法的に殺すことができるのは国家だけです。国会で定めた法律に従って裁判所が死刑判決を言い渡し、それに基づき行政機関が死刑を執行します。私のゼミでは、このような国家に固有の作用と機関について、とりわけ現代の日本国家に焦点を絞って、その諸断面を明らかにすることを目指します。国家にいわば「CTスキャン」をかけるのです。

ゼミナール活動の進め方



3・4年合同で2コマのゼミを行っています。
春学期は現代日本の政治・行政に関するテキストを決めて輪読していきます。3年生が報告して3・4年合同で質疑応答や議論を行います。秋学期は4年生の卒論の中間報告を輪番で行い、やはり3・4年合同で質疑応答や議論を行います。
毎年度春学期と秋学期に1回ずつ「校外ゼミ」と称して、日本の政治・行政の現場を見学します。具体的には国会議員と意見交換したり、各政党本部を参観したりしてきました。これまで意見交換した国会議員の中には、安倍晋三氏、福田康夫氏、菅直人氏、野田佳彦氏といった首相経験者もいます。

卒業論文テーマの例

「沖縄基地問題と自民党」「宗教と政治」「石丸市政と安芸高田市の未来」「江戸川区西葛西におけるインド人コミュニティと地域政治」「安倍晋三のブレーン」「外国人流入がもたらす日本の未来」「地元の偉人・吉野作造」「衆議院議席・国務大臣席・閣僚応接室の座席配分について」「公営競技と地方自治体の関係」「地方創生における航空会社の役割」「自民党総裁公選規程の変化の歴史」「郵政民営化と小泉純一郎」「東宝争議の全容とその激化要因」「橋下ポピュリズムの特徴」「岐阜県における自民党政治の変遷」
 

ゼミの特色

2024年度春学期校外ゼミ(2024/6/6)石破茂衆議院議員(自民)との意見交換会@衆議院第一議員会館

毎年度春学期と秋学期に1回ずつ「校外ゼミ」と称して、日本の政治・行政の現場を見学します。具体的には国会議員と意見交換したり、各政党本部を参観したり、衆参の法制局や弾劾裁判所を見学したりしてきました。これまで意見交換した国会議員の中には、安倍晋三氏、福田康夫氏、菅直人氏、野田佳彦氏といった首相経験者もいます。