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加藤久和ゼミナール<社会保障論・公共経済学>

加藤久和ゼミナール<社会保障論・公共経済学>

研究内容

加藤久和ゼミでは,経済社会の政策課題を理論面及び実証面からアプローチする方法を学ぶとともに,その課題の解決に寄与する政策提言等を行ないます。3年次には大学外部で主催される政策提言論文のコンテスト(ISFJ,日本政策学生会議)に応募するとともに,他学部や他大学のゼミとの研究交流を通じて,実証的な研究姿勢を学び,課題解決型の論理構築や発表方法を身につけることを目指します。また、ゼミの方針として海外の留学生をできる限り受入れるとともに,グローバルな視点の醸成にも力を入れています。

ゼミナール活動の進め方



3年生の目標は,経済学的思考法の上に,さまざまな政策課題の理解と基本的な実証分析の手法の修得にあります。前述したように政策提言論文コンテストへの出場を前提にゼミを運営しますので,そのために必要な現実の政策課題の把握や実践的なデータ分析の手法が不可欠になるからです。加えて,他学部や他大学のゼミとの交流も積極的に行ないます。
 4年生は,各自の問題意識をもとに卒業論文のテーマを設定し,これに関連する文献等の研究を行ないます。卒業論文は基本的に実証分析を必要条件としています。加えて,近年の経済社会事情などに関する文献の輪読も行ないます。

卒業論文テーマの例

「合計特殊出生率のシミュレーション分析」、「人口減少が経済成長に与える影響について」
「日本型雇用システムについての現状分析」、「ソーシャル・キャピタルの形成要因に関する実証分析」、「離婚率と労働環境の関係」、「地域間教育格差の要因分析」,「投票行動の分析」,「持続可能な医療保険制度を目指して」、「英語力向上の決定要因-勉強以外で英語力を伸ばすために-」、「ごみの有料化の改定がごみ排出量に及ぼす影響について」、「ふるさと納税制度に関する実証分析と課題について」など

ゼミの特色

加藤久和ゼミでは3年時に「ISFJ日本政策学生会議」に参加するとともに他大学や他学部の研究会とも活発に交流しています。ISFJではこれまでに「優秀論文賞」を受賞するなど大きな足跡も残しています。また、海外からの留学生を広く受け入れるなどグローバル化にも力をいれ、ゼミ生の留学も全面的に応援しています。