環境資源会計論(本所靖博准教授)研究室は、「つくる人と食べる人をどうつなぐか」をテーマに、農家や企業などの生産者と一緒に、援農、マルシェへの出店、商品開発、メニュー開発など畑から台所まで幅広く社会的課題に取り組んでいます。
今回で3回目となる企画では、過去のカゴメ食堂を振り返り、学生に「好きなご飯を楽しみながら野菜を摂る喜び」を感じてもらい、健康的な食生活への関心を高めることを目的として、11/28-29には「ベジチェック選手権」を12/19と12/20には「ベジチェック選手権」「カゴメ食堂」を開催しました。
ベジチェック選手権ではベジチェック®を用いて推定野菜摂取量を測定し、野菜摂取に対する行動変容を促すためにスコアカードを配付しました。スコアカードの裏面にプリントされている6 つの野菜(トマト・ニンジン・ナス・タマネギ・ブロッコリー・カボチャ)から好きな野菜を選んでもらい、6つの好きな野菜のチームに分かれて、チーム内の平均値を競い合いました。結果はトマトやカボチャが上位となりました。11月も12月も500名以上の方が測定に訪れ、ベジチェック®の平均値は11月と12月の比較で、5.53から5.62へ上昇、野菜摂取量350g以上の割合も28%から31%に上昇しました。
カゴメ食堂では、生明祭とOh-o!Meijiでアンケートを行い、過去2回のカゴメ食堂のメニューの人気投票を実施しました。12/19に上位4つの復刻版メニューを、12/20にはゼミ生考案のクリスマスプレートメニューを提供しました。復刻版のオムライスやクリスマスカレープレートなど用意していた食数を大きく超えて100食以上楽しんでいただくことができました。
次年度も継続したい、楽しみにしているとコラボした企業の担当者様に評価いただきました。担当した学生も「学内でのベジチェック®やカゴメ食堂の認知度が上がり、継続して学生たちに野菜を摂取する楽しさを伝えられたのではないかと感じています」と継続して取り組むことの意義を感じていました。
次年度もカゴメ食堂ができた際には皆様に楽しんでいただけるよう取り組みます。応援よろしくお願いします。
前回のカゴメ食堂の様子はこちら