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経営学研究科

第13回マレーシア工科大学国際学術会議(ICEBM)に研究発表参加

2025年09月22日
明治大学 大学院事務室

明治大学関係者一同明治大学関係者一同

牛丸研究科長による基調講演牛丸研究科長による基調講演

ポスターセッションの様子ポスターセッションの様子

牛丸研究科長と経営研学生牛丸研究科長と経営研学生

FAIと本学関係者FAIと本学関係者

Executive Meetingの様子Executive Meetingの様子

 経営学研究科は、協定校であるマレーシア工科大学(UTM)にて8月23日から24日に開催された国際学術会議(International Conference on Engineering Business Management: ICEBM)へ本研究科の博士前期課程学生2名および博士後期課程学生3名を派遣しました。
学生5名は、各自の研究を英語で発表後、アジア各国からの参加者による質問に答えました。

ICEBMは、2012年からUTMのFaculty of Artificial Intelligence(FAI)(旧Razak School of Technology and Informatics)が中心となり、経営学研究科と共同で開催しており、今年で13回目を迎えました。
経営学研究科長の牛丸元教授は、ICEBMでのオープニング挨拶および基調講演を担当。更に、経営学部の長野史麻教授と横浜市立大学の高木俊雄教授との共同研究発表も行いました。

ICEBMの開催と並行して、UTMのFAIと経営学研究科の執行部によるExecutive Meetingも行われ、共同で実施しているダブルディグリー・プログラム等について熱い議論が交わされました。

【ICEBM参加学生からの感想(抜粋)】
・ICEBMを通じて、明治大学から参加された先生方や大学院生の皆様の内容が興味深く無駄のないスマートな発表や、他国の研究者の専門分野ではないが興味深い発表を拝聴し良い刺激を受けた。今後も国内や海外の学会に積極的に参加していきたい。

・今回の研究出張で得られた成果として、本研究出張で先駆的な研究についての知識を獲得することができた。また、今後の修士論文の執筆や以降の研究活動を前進させることができる知見を得ることができた。

・明治大学とマレーシア工科大学の大学院生と先生の幅広い研究テーマに関する議論を通じ、異文化的な視点や定量的研究・質的研究における研究手法の違いについて学ぶことができた。
 学会発表を通じて、研究内容について多角的なフィードバックを得ることができ、論文執筆や今後の研究の発展に有益であった。また、マレーシア工科大学の研究者・学生との交流を通じて、国際的な人的ネットワークを構築することができた。今後は共同研究や情報交換を継続し、研究の質的向上と国際的発信力の強化につなげていきたい。

・本会議を通じて、UTMの教員・学生の温かなご支援と高い熱意に幾度も触れ、安心して発表ならびにセッション間の議論を深めることができた。運営面の細やかな配慮や、セッション外での率直かつ建設的な助言は、研究の次の一歩を具体化するうえで大きな後押しとなった。今回の参加はたいへん有意義であり、この場を借りてUTMの皆様のホスピタリティに深く感謝申し上げる。

・UTM側からの発表は、ビジネススクールでのケースを扱うような発表が多く、自動車、公共事業、サイバーセキュリティ、AI活用などの様々な知見を得る良い機会となった。セミナーの途中や昼食時にはUTM側の参加者とも話ができ、良いネットワークの機会であった。

明治大学大学院