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キヨハラ ショウコ KIYOHARA  Shoko
職格 教授
学位 博士(法学)
最終学歴 慶應義塾大学大学院
研究業績等 教員データベース
E-mail 大学院事務室(情報コミュニケーション研究科)へご連絡ください。
専攻分野(研究分野) 社会科学 (政治学)
大学院研究指導担当 博士前期  ○    博士後期  ○

研究テーマ

アメリカ政治とメディア、 選挙キャンペーンと選挙制度、 ICT政策

キーワード

現代アメリカ政治、大統領選挙、メディア環境

主な大学院担当科目

現代政治学

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受験生・学生へのメッセージ

私の専門は、現代アメリカ政治です。これまでに行った研究の柱は大別すると3つのテーマになります。第一に、アメリカの通信・放送政策分野の政策過程の研究です。第二に、国内外の研究者とともに行ったインターネット選挙運動の国際比較研究です。第三に、インターネット選挙運動の研究から発展して、アメリカにおけるフェイクニュースの問題についても研究を行いました。
現在は、2024年大統領選挙の分析を中心として研究を進めています。

また、明治大学大学院情報コミュニケーション研究科内では、現代アメリカ研究プロジェクトを立ち上げ、情コミ研の鈴木健先生や他学部の教員と学際的なアプローチでアメリカ研究を進めています。それに関連して、2020年、2021年、2022年、と研究科フォーラムを開催しました。研究科フォーラムの開催報告を私の研究分野の参考資料として下記の関連リンクからご覧ください。

教育面では、講義科目である専門研究(現代政治学)と演習科目を担当するほかに、2023年度からは、「学際的なアメリカ研究」(研究科間共通科目の学際系総合研究A)という研究科を横断した科目のコーディネーターを務めています。

本研究科に進学して私の研究指導を受けてアメリカ政治研究を行いたいと希望している方は、研究科の進学相談会を活用してください。個別相談の機会があります。また、博士後期課程への進学を目指す方は、進学相談会以外にも、事前に大学院事務室を通して個別相談を受けることを推奨します。

【必要な外国語の能力】
授業は日本語で行いますが、アメリカ政治研究をする上では、多くの英語の文献を速く正確に理解できるだけの読解力が必要です。また、博士後期課程に進学すれば、研究成果を英語で発表する機会も増えていくでしょう。したがって、少しずつでも英語で専門的な内容を話す力や聞く力を鍛えていく必要があります。

【大学院進学に向けて準備すること】
準備してほしいことは以下の2点です。
(1)現代アメリカ政治、アメリカ政治史に関する基礎的な知識を身に着けておく必要があります。そのためには、たとえば清原聖子(編)『教養としてのアメリカ研究』(大学教育出版、2021)、久保文明、中山俊宏、山岸敬和、梅川健(編)『アメリカ政治の地殻変動』(東京大学出版会、2021)や久保文明『アメリカ政治史』(有斐閣、2018)などの文献を理解することから始めると良いでしょう。
(2)最新のアメリカ政治に関するニュースを日本語か英語の新聞で読んで、記事をクリッピングする習慣をつけておくこともお勧めします。

主な著書・論文

・清原聖子「第13章 ソーシャルメディア—保守派に広まる新たなリベラル・バイアス批判」久保文明、中山俊宏、山岸敬和、梅川健(編)『アメリカ政治の地殻変動—分極化の行方』、東京大学出版会、182-194頁、2021年.
・清原聖子(編)『教養としてのアメリカ研究』、大学教育出版、2021年.
・清原聖子(編)『フェイクニュースに震撼する民主主義—日米韓の国際比較研究』、大学教育出版、2019年.
・清原聖子、前嶋和弘(編)『ネット選挙が変える政治と社会-日米韓に見る新たな「公共圏」の姿』、慶應義塾大学出版会、2013年.
・清原聖子、前嶋和弘(編)『インターネットが変える選挙—米韓比較と日本の展望』、慶應義塾大学出版会、2011年.
・清原聖子『現代アメリカ政治のテレコミュニケーション政策過程—ユニバーサル・サービス基金の改革』慶應義塾大学出版会、2008年.

関連リンク

明治大学大学院