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ハテルマ ナガコ HATERUMA Nagako
職格 教授
学位 博士(学術)
最終学歴 お茶の水女子大学大学院
研究業績等 教員データベース
専攻分野(研究分野) 舞踊学・身体表現論・芸術実践論
大学院研究指導担当 博士前期  ○    博士後期  ○

研究テーマ

舞踊技法の体系化・舞踊の比較研究・舞踊家オーラル・ヒストリー研究

キーワード

琉球舞踊・東アジアの舞踊・技法研究・作品研究・舞踊史

主な大学院担当科目

表象文化論

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受験生・学生へのメッセージ

 現代社会において、舞踊(Dance)は国境や世代をこえて人々をつなげる重要なメディアとなっています。そのほとんどが祈りの表現に始原をもつものの、時代とともに変容し、多様な表現形式をうみだしました。本研究室では、舞踊(Dance)の歴史性を踏まえ、各地に伝承され今も実践されている様々な身体表現を対象に、その動作特性や社会文化的特性を研究しています。
 これまで本研究室にて学位を取得した者の修士論文および博士論文のテーマは次の通りです。伝統的な舞踊や芸能から、現代的なダンス・演劇・芸術スポーツに至るまで幅広く扱っていますが、共通の軸とする研究対象は「身体表現」です。

【参考:大学院修了生の研究テーマ】
修士論文「「『ぼに踊り』から『津田の盆(ぼに)踊り』における創造性の伝承」
博士論文「「阿波踊り」における踊りの変容 -1929年から2017年を中心に-」
小林敦子(博士前期・後期課程修了)

修士論文「越境する国民アイドルグループ‘AKB48’のパフォーマンス及び二つの海外戦略 —中国、韓国と比較してー」
張徐栗可 Cho,Joreika(博士前期課程修了)

修士論文「宝塚歌劇団から見る中国表象 —上海を中心に−」
葛雨斌 Katsu,Uhin(博士前期課程修了)

修士論文「現代日本社会における大道芸の変遷と発展」
池谷真由子(博士前期課程修了)

修士論文「ブルガリア新体操作品と民族芸術 —新体操の沿革と採点規則の視点から—」
山本里佳(博士前期課程修了)

【必要な外国語の能力】
 研究室の共通課題として英文文献を読むことがありますので、一定の英語力が必要です。

【大学院進学に向けて準備すること】
 舞踊の技法を分析する際には、基礎的な実技能力も求められます。ただし技法分析を用いない場合は、その限りではありません。
 受験にあたっては、事前に舞踊学の基本テキストを熟読し、その内容を習得しておくことをおすすめします。特に留学生においては、テキストや先行研究の要旨を簡潔にまとめるが日本語能力必須です。

主な著書・論文

・波照間永子(2022)「琉球王府編纂『おもろさうし』の舞踊譜と詞章」, 『比較舞踊研究』28巻(比較舞踊学会)
・波照間永子・松永明(2020)「琉球古典舞踊《四つ竹》の創造と伝承:近世琉球王府による演出の特性」,『舞踊学』43号(舞踊学会)
・波照間永子(2020)「記録映像『琉球古典芸能大会(1931)』にみる琉球舞踊の身体と伝承」,『藝能』26号(芸能学会)
・波照間永子(2019)「志田房子作 琉球舞踊≪鎮魂の詞≫の表象–空間・音・身体の重層性」 『比較舞踊研究』25巻(比較舞踊学会)

明治大学大学院