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勝悦子ゼミナール<国際金融論>

勝悦子ゼミナール<国際金融論>

丸ビルにあるブルームバーグへの訪問途中@東京駅(2019年)

研究内容

近年グローバル化が一層進展するなかで、わが国経済や世界経済を分析するには、国際金融論の理解なしにはできないといっても過言ではありません。2008年の世界金融危機、欧州ソブリン危機、そして現在のコロナ危機など、世界の経済事象は国際金融論と大きく関連しています。本ゼミは、現実からのアプローチを重視しつつも、理論、制度、歴史の視角から分析し、研究テーマは広く選ぶことができます。金融政策、金融システム、企業金融、ESG投資、ファイナンス理論など幅広いテーマで研究しています。

ゼミナール活動の進め方

ブルームバーグでの端末操作(2019年)

授業の最初に時事問題について教員が解説し、その後Wall Street Journal等の記事をもとにプレゼンテーションとグループ・ディスカッションを行います。外書講読では、Frederic. S. Mishkin, The Economics of Money, Banking , and Financial Markets、BISペーパー、IMFペーパー等をテキストとして、プロゼミでは『ファイナンス入門』などを用いてファイナンス理論を学びます。
 サブゼミでは、4つ程度の小グループに分かれ、ISFJ日本政策会議、証券学生連合研究会など、学外の討論会に参加しています。政治経済学部の「政経セミナー」への論文投稿や、政経同窓会での報告も行っています。

卒業論文テーマの例

「金融規制の現状と展望-ドッドフランク法、バーゼルⅢ、TLACを中心にー」
「ベンチャー企業の資金調達の課題」
「ESG投資のあり方と証券市場」
「世界経済と米中貿易摩擦」

ゼミの特色

ゼミ20周年OB会(2019年)

交換留学生もゼミに参加しており、彼らと議論をすることを通じて相互理解を深めると同時に、相対的に経済金融政策を検討することができます。

学外のゼミナール大会に出席し、日本の全国の学生と議論することで、新たな知見を得ることができます。

年一回OB会を開催しており、様々な分野で活躍するOBから就活でも助けられています。