私は米国の大学に留学した際に地理学に関心を持ち、それ以来、研究・教育活動に携わる機会に恵まれました。これまで観光・レジャー、産業集積、地域格差、エネルギー開発と地域社会など、さまざまな研究テーマに取り組んできました。
私たちが暮らす世界は、日々変化しています。その背景には、自然災害やAIなどの技術革新のように急激な変化をもたらすものもあれば、人口減少や主要産業の盛衰のように、徐々に進行するものもあります。こうした変化のなかには、社会の内部や地域間で軋轢や利害対立を生むものも少なくありません。そのような現実のなかで、私たちはどうすれば周囲・環境(environ)と調和しながら、よりよく生きることができるのでしょうか。この問いに対して、地理学の知はどのような役割を果たしうるのかーー。
このような問題意識を共有し、明治大学大学院で地理学を学びたいと考えている方は、ぜひ私の研究関心や業績(https://researchmap.jp/daisaku_yamamoto)をご覧のうえ、ご連絡ください。お待ちしています。