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基礎ゼミナール(1年生)紹介[川島 高峰]


明治大学情報コミュニケーション学部 基礎ゼミナール(1年生)紹介
川島 高峰 准教授
(主要担当科目)政治学,政治学とメディア

≪学生へのメッセージ≫

 ゼミ生は秋学期の学習を深める意味で「政治学」,「Liberal Arts for Global Common グローバル共通教養総論」(学部間共通科目,英語で学ぶ地球規模課題),「Solution Approach E (Model United Nations)」(英語で学ぶ模擬国連)の履修を推奨する。
研究テーマ
非欧米圏における近代化・民主化の比較
■授業内容
 このゼミナールは自分の将来の進路や生き方(ライフ・スタイル)を、世界の今後、日本の未来予測を参考に考えていくゼミナールです。世界や日本が今後どうなるのかは自分の将来や自分の生き方の好みを知るのにとても参考になります。時代の旬や先端を紹介し、学生の将来について話し合うゼミナールにしたいと思っています。
 私たちには好むと好まざるとライフ・サイクルがあり、一つのパタンとしては次のようなサイクルで人生を送ります。学校教育-就職-恋愛・結婚/未婚/非婚-出産育児・家庭家族/単身世帯-競争社会/労働-子供の自立後/退職後/老後(第二の人生)-死。現実にはこの順番通りではなく、多様ですが、仮にこのライフ・サイクルが全く同じ人が何人かいたとしても、それぞれは随分と異なって見えるものです。同じライフ・サイクルでも見え方が違う、時に全然、違って見える、それはライフ・スタイルが個々に違うからですね。ライフ・スタイルこそ個々人が自分で自分の文化を創造し、表現していくものであり、それが人生だと思います。スタイルに過ぎないと言えば、スタイルに過ぎないのですが、人類が「おしゃれ」とか、「格好よい/悪い」という観念を喪失しない限り、ライフ・スタイルは価値あるものとして存在し続けるでしょう。そして、自分のスタイルを持つということは、あなたがあなたであるためにはとても大事なことです。
 ゼミナールでは、このライフ・スタイル、ライフ・サイクルを切り口に学生生活全般についての有意な情報を諸君に提供し、それから、この両者は世界や日本の在り方によってとても影響を受けたり、左右されたりするものなので、この世界や日本の在り方について学習をします。Onlineでのアジアや日本の地方との交流学習の設定をします。また、現代社会での新しい出来事、特に2030年代、あなた方が30代の働き盛りの頃の時代を生き抜いていくために必要と思われる事柄について学んでいくことにします。
 このような授業を通じて、あなた方があなた方なりの自分らしさを見出し、自分のライフ・スタイルを創り出すための入り口をつくること、それがこのゼミの学びの到達目標です。