9月15日に小田原市・小田原合同庁舎で行われた「大学生観光まちづくりコンテスト」本選において,本学経営学部の歌代ゼミチーム(篠田知大,高木麻央,清水紳太郎)が最優秀賞(観光庁長官賞)を受賞しました。
「大学生観光まちづくりコンテスト」(主催:大学生観光まちづくりコンテスト運営委員会,事務局:株式会社JTB法人東京・株式会社三菱総合研究所)は,大学生が観光によるまちづくり活性化プランを競い合うコンテストで,今回の対象地域は「箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏」。コンテストの企画を5月に発表したところ,10大学40チームの応募があり,その後,説明会,「観光まちづくり基礎講座」受講,現地調査を経て,30チームから観光まちづくりプランが提出されました。そして,9月15日に予選審査を通過した12チームにより,本選でのプレゼンテーションが行われました。
歌代ゼミチームは,「子供を預かり連泊促進! 親はゆったり “子”は強く!」をテーマに,箱根の家族旅行滞在者に「子供だけのあしがら自然体験」オプショナルツアーを提供することにより,連泊を促し親の消費増を図ることを提案しました。加えて,将来的には,自然を活かした「“子”を強くする」体験メニューを強化することにより,“子”を強くするあしがらのブランディングを狙ったものです。
この他にも大学生の視点からユニークな提案が多く,「足柄プレゼント旅行」(優秀賞,慶應義塾大学丸野チーム),「箱根駅伝5区ウォーキングツアー」(新規性特別賞,慶應義塾大学平井チーム),「健康への第一歩」(効果・実現性特別賞,玉川大学兵頭チーム),「Hakone Intern Trip」(ロジカルシンキング特別賞,慶応義塾大学満木チーム),「小田原活性化計画〜食べちゃりまっぷの作成」(パフォーマンス特別賞,慶應義塾大学田丸チーム)が表彰されました。
運営委員会および事務局によれば,産業と地域と大学の連携により受賞プランを商品化したり,コンテストを継続的なイベントにすることにより,優秀な観光まちづくり人材を輩出し「観光立国」の推進に寄与していきたいとのことです。