リヨンのBIOレストラン
パリ、ラスパイユのBIO マルシェ
オートゥイユ競馬場にて
ラグビーバーにて
モンマルトルの丘サクレクール寺院にて
実習先 : フランス(パリ・リヨン)
実習期間: 2019年10月31日〜11月8日
テーマ : フランスの文化と社会
目的(実習のねらい):
本年度はフランスの文化社会について食文化とスポーツという側面から光を当てて学ぶ。その際、パリとリヨンという2大都市を訪問することで、より複眼的な視点を獲得することを目指した。
実習報告:
事前学習では、全体行動での訪問先に関する情報収集と並行して、食文化班とスポーツ班の2つのグループに分かれ、訪問予定先の情報収集や、班ごとの学習テーマに沿った訪問先選定、スケジュール設定などを行った。
現地調査は10月31日から11月8日の8泊9日(機内泊2泊)で行われた。
10/31は移動日で、11/1から研修が開始された。
11/1は全体行動を行った。午前中はオペラ座内部見学の後周辺の散策を行い、午後はベルヴィル地区のベトナム・中華街やマグレブからの移民の多い地区などを見学した。
11/2と3日はグループ別研修を行った。食文化班はテーマをBIOとグルテンフリーに絞り、関連商品を製造販売している小売店やスーパー、BIOマルシェなどを訪問した。スポーツ班は現地のラグビーバーを訪れて実際に試合観戦を行ったり、サッカーW杯が行われた競技場であるStade de Franceやオートゥイユ競馬場などの施設を見学した。
11/4日から5日はリヨンに1泊した。4日は全体行動で、リヨン国際美食館や郷土料理を提供するビストロを訪れたり、歴史地区やフルヴィエールの丘などを散策した。5日はグループ別研修を行い、食文化班はリヨン中央市場やオーガニックレストラン、オーガニックスーパーなどを訪問した。スポーツ班はリヨン郊外にあるスタジアムとその関連施設の訪問などを行った。夕方に中央駅に集合し、パリに移動した。
6日は全体行動を行った。最終日なので観光がメインで、午前中はモンマルトル地区、午後はヴェルサイユを訪問し、芸術文化を堪能した。スポーツ班は夕方から事前に予約をしていたサッカーの試合を本場のスタジアムで観戦した。
7日午前中にシャルル・ド・ゴール空港に移動。8日に帰国した。
成果:
学生の仲が深まったこと、責任意識が芽生えたことが大きな成果だと思います。特に海外ということで時間通りにいかなかったり、事前予想とは違う調査結果となることもあったようで、予定調和とはならない経験を乗り越えてきちんと研修を成功させたことは学生たちを大いに成長させたのではと感じています。
折方のぞみ 専任准教授